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屋根に水たまりができるのは正常?勾配と排水不良の関係

雨が上がったあとに屋根を見たら、一部分だけ水が残っている。

周囲は乾いているのに、同じ場所だけいつまでも濡れている。

このような状態を見ると、

「屋根に水たまりができるのは普通なの?」

「屋根の勾配がおかしい?」

「このまま雨漏りにつながらない?」

と心配になる方もいるでしょう。

屋根は本来、雨水をできるだけ速やかに排水するようにつくられています。

ただし、屋根の形状や防水工法によって排水の仕組みは異なり、雨上がりに少量の水分が残っているだけで、直ちに異常とは判断できません。

一方で、雨が止んでから時間が経過しても同じ場所にまとまった水が残る場合は、屋根の勾配や排水口の詰まり、防水層・下地の状態などを確認した方がよいケースがあります。

特に陸屋根や屋上、勾配の緩い屋根では、「水がたまる原因」と「その水がどのくらい残っているのか」を確認することが重要です。


この記事は専門家が監修しています

大谷建装工業株式会社 代表取締役 大谷 雄二

監修者:大谷建装工業株式会社 代表取締役
大谷 雄二

東京都板橋区・練馬区・豊島区エリアを中心に、
外壁塗装・屋根工事・雨漏り修理を手がける地域密着の専門業者。

長年にわたり住宅メンテナンスの現場に携わり、
戸建住宅・公共施設の修繕工事を多数監修。

本記事は、実際の施工経験および専門的知見をもとに
内容確認・監修を行っています。

▶ 保有資格
・1級建築塗装作業技能士
・1級建築施工管理技士
・有機溶剤作業主任者

※記事内容は監修者による確認を経て公開しています。


そもそも屋根の部分補修とは?

【結論】屋根に水が残ることはあるが、長時間の水たまりは確認した方がよい

結論からいうと、雨上がりに屋根表面へ多少の水分が残ること自体はあります。しかし、まとまった水たまりが長時間残る状態は、その原因を確認した方がよいでしょう。

屋根や屋上では、雨水を雨どい・排水口・ドレンなどへ流すために勾配が設けられています。

ところが、排水口の詰まり、下地の不陸、防水層の変形、建物の状態などによって水の流れが悪くなると、一部分へ水が集まることがあります。

大切なのは「水たまりがある=すぐ雨漏り」と考えるのではなく、なぜそこに水が残っているのかを確認することです。

屋根の水たまりはどのくらい注意が必要?

水たまりの状態によって、確認の優先度は変わります。

緊急度 状態 対応の目安
高い 水たまりに加えて室内・天井・屋根裏に雨漏りがある/防水層が破れている 早めに原因調査
やや高い 雨が止んでから長時間経過してもまとまった水が残る/毎回同じ場所にたまる 排水・勾配・下地を確認
中程度 排水口周辺の流れが悪い/落ち葉や泥がたまっている 安全に確認できる範囲で清掃・点検
低め 雨直後に表面が濡れているが、その後自然に排水・乾燥する 経過を確認
「水があるかどうか」だけではなく、「雨が止んでからどのくらい残っているか」「毎回同じ場所なのか」「以前より範囲が広がっていないか」が重要です。

そもそも屋根の「勾配」とは?

屋根の水たまりを考えるうえで重要になるのが、屋根勾配です。

屋根勾配とは、簡単にいうと屋根の傾きのことです。

一般的な戸建て住宅の屋根を見ると、棟から軒先へ向かって斜めになっています。

この傾斜によって雨水が重力で下へ流れ、軒先の雨どいへ排水されます。

屋根材の種類によって必要とされる勾配は異なります。

そのため、屋根を施工するときは単純に「少し傾いていればよい」というわけではなく、使用する屋根材や工法に適した勾配を考える必要があります。

屋根勾配は見た目のデザインだけではなく、雨水を適切に排出するための重要な要素です。

傾斜屋根と陸屋根では排水方法が違う

「屋根の水たまり」といっても、屋根の形によって考え方が変わります。

大きく分けると、一般的な傾斜屋根と、屋上のような陸屋根では雨水の排出方法が異なります。

屋根の種類 主な排水方法 水たまりで確認する部分
傾斜屋根 勾配を利用して軒先方向へ流す 屋根材の変形、谷部、雨どいなど
陸屋根・屋上 緩やかな勾配でドレンへ集める ドレン、勾配、防水層、下地の不陸など

陸屋根は見た目には平らに見えますが、完全な水平につくられているわけではありません。

雨水を排水口へ流すため、通常はわずかな勾配が設けられています。

そのため、陸屋根で大きな水たまりが長時間残っている場合には、排水経路を確認することが重要になります。

原因① 排水口・ドレンが詰まっている

屋上や陸屋根で水たまりが発生したとき、まず確認したいのが排水口(ドレン)です。

屋上に降った雨は、勾配によってドレンへ集められ、竪どいなどを通って排水されます。

ところがドレン周辺には、

  • 落ち葉
  • 泥
  • 砂
  • ゴミ
  • 植物の種や枯れ葉

などが集まりやすくなります。

これらが排水口を塞ぐと、水の流れが悪くなり、屋上に水が残る原因になります。

特に台風や強風のあとは大量の落ち葉やゴミが飛んでくることがあるため注意が必要です。

以前は問題なく排水できていたのに突然水たまりができた場合は、まず排水口周辺に異物がたまっていないか確認すると原因を見つけられることがあります。

原因② 屋根や屋上の勾配が十分に機能していない

排水口が詰まっていないのに水が残る場合は、勾配との関係を確認します。

屋上では排水口へ向かって水が流れるように下地がつくられています。

しかし、何らかの理由で途中に低い部分があると、そこへ水が集まります。

たとえば、

  • 施工時から局所的なくぼみがある
  • 下地に不陸がある
  • 改修によって表面形状が変化した
  • 防水層の一部分が変形している

などが考えられます。

このような場合、ドレン自体には問題がなくても、水がドレンまで到達できず途中に残ってしまうことがあります。

原因③ 防水層や下地に凹凸ができている

陸屋根や屋上では、防水層の状態も水たまりと関係します。

防水層やその下地に凹凸があると、低い部分へ水が集まりやすくなります。

特に既存防水の上へ改修を重ねている屋上などでは、部分的な補修跡などによって表面に多少の高低差が生じていることがあります。

小さなくぼみに雨水が薄く残り、その後自然に乾燥する程度であれば、直ちに雨漏りするとは限りません。

一方で、広い範囲にまとまった水が残り続ける場合は、防水層だけでなく下地の状態まで含めて確認した方がよいでしょう。

原因④ 防水層が膨れて水の流れを妨げている

防水層に膨れが発生すると、その部分が盛り上がり、水の流れが変わることがあります。

防水層の膨れには、下地に含まれた水分や湿気などが関係する場合があります。

表面が平らだった場所に膨れができると、その周辺に低い部分が生まれ、水がたまりやすくなることがあります。

この場合は単純に水たまりだけを見るのではなく、

  • 防水層が膨れていないか
  • 破れがないか
  • ひび割れがないか
  • 接合部分が開いていないか

なども確認します。

防水層が膨れているからといって、自分で切ったり穴を開けたりするのは避けましょう。

防水性能を損なう可能性があるため、原因を確認したうえで適切な補修を行う必要があります。

原因⑤ 雨どいの詰まりや排水不良

傾斜屋根の場合、屋根面そのものよりも軒先の雨どいに水がたまっているケースがあります。

屋根を流れた雨水は軒どいへ入り、集水器から竪どいへ排水されます。

ところが、雨どいに落ち葉や泥がたまっていると、排水能力が低下します。

その結果、雨どいの中に水がたまり、雨量が多いときには外側へあふれることがあります。

地上から見て「屋根の端に水がたまっている」ように感じても、実際には雨どい内部の排水不良という場合もあります。

雨どいから水があふれて外壁へ大量に流れる状態が続けば、外壁や軒天などにも影響する可能性があるため、詰まりの状態を確認しましょう。

原因⑥ 谷部分にゴミがたまっている

屋根形状によっては、屋根面と屋根面がぶつかる部分に谷が設けられています。

谷は複数の屋根面から雨水が集まるため、屋根の中でも特に排水量が多くなりやすい場所です。

同時に、落ち葉やゴミなども集まりやすい場所です。

谷部分にゴミがたまると水の流れを妨げ、通常とは異なる方向へ雨水が流れたり、水が滞留したりすることがあります。

谷板金の劣化や腐食などが重なっている場合は雨漏りにつながることもあるため、屋根の谷付近に水が残っている場合は注意して確認します。

原因⑦ 屋根材の反りや変形で水の流れが変わっている

スレートなどの屋根材が反ったり変形したりすると、屋根表面を流れる水の動きが変わることがあります。

通常は屋根勾配に沿って軒先方向へ流れますが、屋根材の端部が浮いていると、その周囲に水分が残りやすくなることがあります。

ただし、傾斜屋根では陸屋根のような大きな水たまりができることは通常考えにくいため、明らかに水が滞留している場合は屋根材だけでなく屋根形状や排水経路も確認します。

水たまりがあるとすぐ雨漏りする?

水たまりがあるからといって、その時点ですぐ雨漏りするとは限りません。

陸屋根や屋上では、防水層によって雨水が建物内部へ入るのを防いでいます。

防水層が健全であれば、一時的に表面へ水が残っても直ちに室内へ水が入るとは限りません。

ただし、排水不良によって長時間水が残る状態は好ましくありません。

水が長時間滞留する場所では、防水層が継続的に水分の影響を受けます。

さらに、そこにひび割れ・接合部の不具合・ドレン周辺の劣化などがあれば、雨水浸入につながる可能性があります。

「水たまり=雨漏り」ではありませんが、「水たまりができる原因」と「その場所の防水状態」は分けずに確認することが大切です。

長期間の水たまりで考えられる影響

屋根や屋上に水が長時間残る状態を放置すると、さまざまな問題につながる可能性があります。

起こり得ること 内容
汚れの蓄積 水と一緒に泥や砂が集まりやすくなる
苔・藻など 湿った状態が続く場所で発生しやすくなる
防水層への負担 水分にさらされる時間が長くなる
排水不良の悪化 泥やゴミがさらに集まり、水が流れにくくなることがある
雨漏り 防水層などに不具合がある場合、雨水浸入につながる可能性

毎回同じ場所に水がたまる場合は要チェック

雨上がりに水たまりを見つけたら、その後どうなるかを確認してみましょう。

特に確認したいのが、毎回同じ場所に水がたまっているかどうかです。

同じ位置に繰り返し水が残るのであれば、その部分が周囲より低くなっている可能性があります。

また、排水口へ向かう途中に水の流れを妨げる部分がある可能性も考えられます。

一度だけでは分かりにくい場合は、安全な場所から写真を撮影しておくと比較しやすくなります。

写真を残すなら、雨が止んだ直後だけでなく、数時間後や翌日などにも同じ位置を撮影しておくと、水がどの程度残っているのか確認しやすくなります。

「乾くから問題ない」とは限らない

水たまりが最終的に蒸発してなくなれば、問題がないように思えるかもしれません。

しかし、本来は排水されるはずの水が流れずに蒸発するまで残っているのであれば、排水状態を確認する意味があります。

特に夏場は気温が高いため、浅い水たまりなら比較的早く蒸発します。

そのため、晴れた日の午後には水がなくなっていても、実際には雨が止んでから長時間水が残っていた可能性があります。

水がなくなったかだけでなく、どのように水がなくなったのかを見ることもポイントです。

防水工事をしたばかりなのに水たまりができる場合

屋上防水を施工したあとに水たまりを見つけると、「防水工事に失敗したのでは?」と心配になるかもしれません。

しかし、防水工事と勾配修正は必ずしも同じ工事ではありません。

既存の下地にもともとくぼみがあり、その形状を大きく変更せずに防水工事を行った場合、施工後も同じ場所に水が残ることがあります。

防水層を新しくすることは、防水性能を確保するための工事です。

一方、勾配そのものを変更する場合には、下地調整や勾配をつくり直すための工事が必要になることがあります。

防水工事後に水たまりがある場合は、「防水層の施工不良」と即断するのではなく、既存下地の勾配や水たまりの程度、施工内容を確認することが重要です。

ただし、施工前にはなかった大きな水たまりが工事後に発生した場合や、水が排水口とは逆方向へ流れるようになった場合などは、施工会社へ確認するとよいでしょう。

屋根塗装をすれば水たまりは直る?

基本的に、屋根塗装だけで勾配や排水不良そのものを直すことはできません。

屋根塗装は塗装可能な屋根材の表面を保護するために行う工事です。

屋根の勾配を変えたり、屋上のくぼみをなくしたりする工事ではありません。

水たまりの原因が、

  • 排水口の詰まり
  • 下地のくぼみ
  • 勾配の問題
  • 防水層の膨れ
  • 屋根材の変形

などであれば、それぞれの原因に応じた対応が必要です。

水たまりがあるからといって、塗料を厚く塗ってくぼみを埋めるという考え方は適切ではありません。

まず排水不良の原因を確認し、それに合った方法を検討します。

排水口の掃除だけで改善することもある

水たまりの原因がドレン周辺の落ち葉やゴミであれば、それを取り除くだけで排水状態が改善する場合があります。

そのため、屋上を安全に確認できる住宅では、定期的にドレン周辺の状態を確認することが大切です。

ただし、排水口の奥に異物が詰まっている場合や、竪どい内部に問題がある場合は、表面のゴミを取るだけでは改善しないことがあります。

また、防水層を傷つけるような道具を使用して無理に詰まりを取り除くのも避けましょう。

台風・大雨のあとだけ水たまりができる場合

普段の雨では問題がないのに、台風や集中豪雨のあとだけ水たまりができることもあります。

短時間に大量の雨が降ると、一時的に排水量が排水能力を上回ることがあります。

この場合、雨が弱くなったあとに速やかに排水されるのであれば、一時的な滞留だった可能性があります。

一方で、雨が止んだあとも長時間水位がほとんど変わらない場合は、排水口の詰まりなどを確認します。

台風後には落ち葉やゴミが排水口へ集中していることもあるため、普段より注意が必要です。

雨漏りもある場合は水たまりだけを直さない

屋上に水たまりがあり、さらに室内で雨漏りしている場合、原因を「水たまりだけ」と決めつけないことが重要です。

雨水の浸入口は、実際に水がたまっている場所とは別のところにあることもあります。

たとえば、

  • 防水層の破断
  • 立ち上がり部分
  • 笠木周辺
  • ドレン周辺
  • 配管などの貫通部
  • 外壁との取り合い

などから雨水が入っている可能性もあります。

水は防水層や下地の内部を移動してから室内へ現れることがあるため、室内の雨染みの真上が必ず浸入口とは限りません。

水たまりと雨漏りが同時に発生している場合は、排水だけでなく防水層や取り合い部分なども含めて原因を調査することが大切です。

自分で確認するときのチェックポイント

屋上やベランダなど、安全に出入りできる場所であれば次のポイントを確認してみましょう。

  • □ 雨が止んでからどのくらい水が残っているか
  • □ 毎回同じ場所に水がたまるか
  • □ 排水口に落ち葉やゴミがないか
  • □ 水が排水口へ向かって流れているか
  • □ 防水層に膨れや破れがないか
  • □ 水たまりの範囲が以前より広がっていないか
  • □ ドレン周辺にひび割れなどがないか
  • □ 室内に雨染みがないか
  • □ 雨どいから水があふれていないか

屋根の上へ上らなければ確認できない場合は、自分で点検しないようにしましょう。

特に雨上がりの屋根は非常に滑りやすく危険です。

水たまりの状態を写真で残しておく

屋根や屋上の排水不良は、業者が点検に来たときには水が乾いてしまっていることがあります。

そのため、水たまりを見つけたときは安全な場所から写真を撮っておくと、調査の手がかりになります。

可能であれば、

  • 雨が止んだ直後
  • 数時間後
  • 翌日

など時間を空けて撮影しておくと、水の減り方が分かります。

また、水たまりだけを拡大して撮影するのではなく、排水口との位置関係が分かる写真もあると状況を把握しやすくなります。

点検を検討した方がよいケース

次のような状態が見られる場合は、一度専門業者による点検を検討するとよいでしょう。

  • 雨が止んでから長時間経過しても水が残る
  • 毎回同じ場所に大きな水たまりができる
  • 以前より水たまりの範囲が広がった
  • 排水口を清掃しても改善しない
  • 防水層に膨れ・破れ・ひび割れがある
  • ドレン周辺に劣化が見られる
  • 雨どいから水が頻繁にあふれる
  • 水たまりと同時に雨漏りが発生している
  • 防水工事後から新たに大きな水たまりができるようになった

よくある質問

Q.屋上に少し水が残っています。すぐ防水工事が必要ですか?

少量の水が残っているだけで、すぐ防水工事が必要とは限りません。どのくらいの量が、どのくらいの時間残っているのか、防水層に異常がないかなどを確認して判断します。

Q.翌日まで水たまりが残っている場合は問題ですか?

まとまった水が長時間残っている場合は、排水口の詰まりや勾配、下地のくぼみなどを確認した方がよいでしょう。特に毎回同じ場所に残る場合は、原因を調べることをおすすめします。

Q.陸屋根は完全に平らではないのですか?

見た目には平らに見えますが、雨水を排水口へ流すために緩やかな勾配が設けられています。

Q.ドレンを掃除すれば水たまりは直りますか?

詰まりが原因であれば改善する可能性があります。ただし、下地のくぼみや勾配などが原因の場合は、ドレンを掃除しても同じ場所に水が残ることがあります。

Q.防水工事後なのに水がたまっています。施工不良ですか?

水たまりがあるという事実だけでは施工不良とは判断できません。既存下地にもともとくぼみがあった場合など、防水工事後も水が残ることがあります。施工前にはなかった大きな水たまりが新たに発生した場合などは施工会社へ確認するとよいでしょう。

Q.水たまりが自然に乾けば問題ありませんか?

最終的に乾いたとしても、排水されず蒸発するまで長時間残っているのであれば、排水状態を確認する意味があります。毎回同じ場所に残る場合は特に注意して経過を確認しましょう。

Q.屋根塗装で水たまりを直せますか?

屋根塗装は屋根の勾配を直す工事ではないため、基本的に塗装だけで排水不良を解消することはできません。水たまりの原因を確認し、それに合った対応を検討します。

Q.屋上の水たまりと雨漏りは必ず関係していますか?

必ずしも水たまりが直接の雨漏り原因とは限りません。雨漏りがある場合は、防水層、ドレン、立ち上がり、笠木、貫通部なども含めて調査する必要があります。

まとめ

屋根や屋上に水たまりがあると、「このまま雨漏りするのでは?」と心配になるかもしれません。

しかし、雨上がりに多少の水分が残っているだけで、直ちに屋根や防水層に異常があるとは限りません。

重要なのは、水たまりがどのような状態で発生しているのかを確認することです。

屋根に水たまりができたときに確認したいポイント

  • 雨が止んでからどのくらい水が残っているか
  • 毎回同じ場所にたまるか
  • 排水口やドレンにゴミがないか
  • 水が排水口方向へ流れているか
  • 防水層に膨れ・破れ・ひび割れがないか
  • 以前より水たまりが大きくなっていないか
  • 雨どい・谷部分に詰まりがないか
  • 室内に雨漏りや雨染みがないか

特に、雨が止んでから長時間まとまった水が残る場合や、毎回同じ場所に大きな水たまりができる場合は、勾配や排水状態を確認した方がよいでしょう。

また、水たまりの原因は防水層だけとは限りません。

ドレンの詰まり、下地の不陸、勾配、防水層の膨れ、雨どいの詰まりなど、さまざまな原因が考えられます。

そのため、「水がたまっているから防水工事」「水がたまっているから屋根塗装」と工事方法を先に決めるのではなく、まず排水不良が起きている原因を確認することが大切です。

そして、水たまりと雨漏りが同時に発生している場合には、排水状態だけでなく防水層やドレン、立ち上がりなども含めて確認しましょう。

屋根にとって重要なのは「雨が降らないこと」ではなく、「降った雨を適切に受け、建物内部へ入れず、速やかに排水できる状態を保つこと」です。

大谷建装工業では現地調査・お見積りを無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください。

公共事業にも積極的に取り組んでおり、令和7年度において区内優良建設事業者に選ばれました。

優良建設事業者 褒章 賞状 褒状 賞状

直近10年間で、令和2年と令和7年の2度、褒章されております。

また、大谷建装工業では現地調査を行った後に、カラーシュミレーションにて施工後のイメージをお伝えすることも可能です。

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それではまた。

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