雨漏りしている屋根にカバー工法は使えるのか
こんにちは、板橋区・練馬区の屋根工事専門の大谷建装工業です。
〜施工できるケース・できないケースを専門業者が解説〜
屋根からの雨漏りが発生すると、多くの方が次のように考えます。
「屋根全体を覆うカバー工法なら、雨漏りも一緒に解決できるのでは?」
「葺き替えより安そうだし、カバー工法で済ませたい」
実際、屋根カバー工法は
・工期が短い
・廃材が少ない
・費用を抑えやすい
といったメリットがあり、近年非常に人気の高い工法です。
しかし結論から言うと、
雨漏りしている屋根すべてにカバー工法が使えるわけではありません。
状況を誤ると、
「工事したのに雨漏りが止まらない」
「数年で再発した」
といった深刻なトラブルにつながることもあります。
この記事では、
雨漏りしている屋根に対して
・カバー工法が使えるケース
・使えないケース
・施工前に必ず確認すべきポイント
を、屋根工事専門業者の視点で詳しく解説します。

そもそも屋根カバー工法とは
屋根カバー工法とは、既存の屋根材を撤去せず、
その上から新しい屋根材を被せる工法です。
主に使用されるのは
・ガルバリウム鋼板
・SGL鋼板
といった軽量金属屋根材です。
既存屋根の上に
防水シート(ルーフィング)
新しい屋根材
を重ねて施工するため、屋根が二重構造になります。
この構造だけを見ると、
「雨漏りしていても上から覆えば大丈夫そう」
と感じるのも無理はありません。
雨漏り=即カバー工法NGではない
まず大切な点として、
雨漏りしている=必ずカバー工法不可
というわけではありません。
実際の現場では、
雨漏りしている屋根にカバー工法を行い、
問題なく解決しているケースもあります。
重要なのは、
雨漏りの原因がどこにあるか
という一点です。
雨漏りしている屋根にカバー工法が使えるケース
防水シートの劣化が主な原因の場合
屋根材自体は大きく破損していないものの、
内部の防水シートが経年劣化して雨水を止められていないケースです。
この場合、
・新しい防水シートを上から施工できる
・既存屋根材が下地として機能する
ため、カバー工法で雨漏りを止められる可能性があります。
特に多いのが、
スレート屋根で築20年前後の住宅です。
局所的な雨漏りで下地が健全な場合
雨漏りが、
・一部の谷部分
・一部の板金周り
など、限定的な箇所で起きている場合も、
適切な補修を行ったうえでカバー工法が可能なケースがあります。
ただしこの場合、
事前の補修を行わずにそのまま被せるのは危険です。
構造体まで被害が及んでいない場合
屋根裏や小屋裏を確認し、
・野地板が腐っていない
・垂木に雨染みが広がっていない
といった状態であれば、
カバー工法の選択肢が残ります。
雨漏りしている屋根にカバー工法が使えないケース
野地板が腐食している場合
雨漏り期間が長い場合、
屋根材の下にある野地板が腐っていることがあります。
この状態でカバー工法を行うと、
・腐った下地を閉じ込める
・内部で劣化が進行する
結果として、
数年後に再び雨漏りが発生するリスクが非常に高くなります。
野地板の腐食が確認された場合は、
基本的に葺き替え工事が必要です。
雨漏り原因が構造的な問題の場合
例えば、
・屋根の勾配不足
・雨水の流れが根本的に悪い形状
・設計上の欠陥
こうした構造的な原因がある場合、
上から屋根を被せても根本解決にはなりません。
雨漏り箇所が特定できていない場合
「とにかく雨漏りしているから被せたい」
という判断は非常に危険です。
原因が特定できていない状態でのカバー工法は、
雨漏りを見えなくしているだけになる可能性があります。
既存屋根材がカバー工法不可の場合
・瓦屋根
・著しく劣化した屋根材
・すでに一度カバー工法が行われている屋根
これらの場合、
構造上カバー工法ができない、または推奨されません。

雨漏り屋根にカバー工法を行う際の重要チェックポイント
屋根裏調査を必ず行う
本当に信頼できる業者であれば、
屋根の上だけで判断せず、
屋根裏や小屋裏の確認を行います。
ここを見ずに
「カバー工法で大丈夫です」
と言い切る業者には注意が必要です。
下地補修の説明があるか
雨漏りしている屋根にカバー工法を行う場合、
下地の補修や処置について説明があるかどうかは非常に重要です。
説明がない場合、
必要な工程が省略されている可能性があります。
「とりあえず被せる」提案に注意
費用を抑えたい気持ちは当然ですが、
短期的な安さだけで判断すると、
結果的に高くつくケースも少なくありません。
雨漏り屋根は「工法選び」より「原因特定」が最優先
雨漏りしている屋根において、
最も重要なのは
「どの工法が安いか」
ではなく
「なぜ雨漏りしているのか」
を正しく把握することです。
原因を見誤れば、
・カバー工法
・葺き替え
・部分補修
どの工法を選んでも、満足な結果は得られません。
まとめ|雨漏り屋根にカバー工法を使えるかはケースバイケース
雨漏りしている屋根にカバー工法が使えるかどうかは、
屋根の状態によって大きく異なります。
・防水シート劣化が主因
・下地が健全
・原因が特定できている
これらを満たしていれば、
カバー工法は有効な選択肢になり得ます。
一方で、
・野地板の腐食
・構造的欠陥
・原因不明の雨漏り
がある場合は、
無理にカバー工法を選ぶべきではありません。
雨漏りしている屋根ほど、
工法選びよりも業者選びが重要です。
表面的な説明ではなく、
雨漏りの原因とリスクを正直に説明してくれる業者に相談することが、
後悔しない屋根工事につながります。
大谷建装工業では現地調査・お見積りを無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください。
公共事業にも積極的に取り組んでおり、令和7年度において区内優良建設事業者に選ばれました。

直近10年間で、令和2年と令和7年の2度、褒章されております。
また、大谷建装工業では現地調査を行った後に、カラーシュミレーションにて施工後のイメージをお伝えすることも可能です。
無料外壁屋根診断|板橋区・豊島区の屋根修理&雨漏り専門店 大谷建装工業 (otani-kenso.roof.com)
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それではまた。
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