ブログ

ホーム > ブログ > 実例を用いた屋上防水工事の施工手順

実例を用いた屋上防水工事の施工手順

2026.02.05

こんにちは、板橋区・練馬区の屋根工事専門の大谷建装工業です。

〜雨漏りを防ぐために現場で実際に行われている工程とは〜

屋上防水工事と聞くと、

「防水材を塗るだけの工事」

「どの業者に頼んでも同じ」

と思われがちですが、実際の現場では施工手順の違いが耐久性を大きく左右します。

特に屋上は、

  • 雨水が直接当たる

  • 紫外線の影響を強く受ける

  • 排水不良が起きやすい

といった厳しい環境にさらされるため、

正しい順序で、適切な工程を省かずに行うことが不可欠です。

この記事では、

実際によくある屋上防水工事の現場を例にしながら、

  • 屋上防水工事の全体の流れ

  • 各工程で何をしているのか

  • 省略されがちな注意点

を、専門業者目線でわかりやすく解説します。

屋上防水


屋上防水工事の実例概要

建物条件(実例モデル)

  • 鉄筋コンクリート造(RC造)

  • 築18年の3階建て建物

  • 屋上は既存ウレタン防水

  • 数年前から雨漏りが発生

  • 表面のひび割れ・膨れあり

このような条件は、実際の屋上防水工事でも非常に多いケースです。


施工前調査|屋上防水工事はここで8割決まる

目視調査と打診調査

工事前に必ず行うのが、屋上全体の調査です。

  • 防水層のひび割れ

  • 膨れ・浮き

  • 排水口周りの劣化

  • 立ち上がり部分の破断

これらを目視と打診で確認します。

ここで重要なのは、

「とりあえず上から塗る」

前提で見ないことです。

下地の状態を正確に把握しないと、どんな高性能防水材を使っても意味がありません。


防水工法の選定

調査結果をもとに、

  • ウレタン防水(密着工法/通気緩衝工法)

  • シート防水

  • FRP防水

などの中から、最適な工法を選定します。

今回の実例では、

  • 既存防水層の劣化が進行

  • 下地に水分が含まれている可能性あり

という理由から、ウレタン防水の通気緩衝工法を採用しました。


施工手順① 高圧洗浄

なぜ最初に洗うのか

屋上防水工事の最初の工程は高圧洗浄です。

  • 砂・埃

  • コケ・藻

  • 劣化した旧塗膜

これらを徹底的に除去します。

この工程が甘いと、

  • 防水材が密着しない

  • 早期剥離が起こる

といった不具合につながります。


施工手順② 既存防水層の補修・撤去

悪い部分は必ず直す

実例では、

  • 防水層の膨れ

  • ひび割れ

が複数箇所確認できたため、部分的に防水層を撤去・補修しました。

「上から塗れば隠れるから大丈夫」

という判断は、雨漏り再発の典型パターンです。

屋上防水施工前

屋上防水施工前


施工手順③ 下地処理(最重要工程)

防水工事の良し悪しは下地で決まる

下地処理では、

  • クラック補修

  • 不陸調整

  • 下地の乾燥確認

を行います。

特にRC屋上では、
下地の水分量を無視すると内部結露や膨れの原因になります。

屋上防水下地処理


施工手順④ プライマー塗布

防水材との接着剤の役割

プライマーは、防水材と下地を密着させるための重要な材料です。

  • 塗りムラ

  • 塗布量不足

があると、施工直後は問題なく見えても、数年で剥離が起こることがあります。

屋上防水下地処理


施工手順⑤ 通気緩衝シート貼り(実例)

今回の実例では、通気緩衝工法を採用しています。

通気緩衝工法とは

  • 下地に含まれる水分を逃がす

  • 防水層の膨れを防ぐ

ための工法です。

通気シートを貼り、
脱気筒を設置することで、内部の湿気を外へ排出します。

屋上防水下地処理 通気緩衝シート


施工手順⑥ ウレタン防水材 塗布(1層目・2層目)

膜厚を確保することが重要

ウレタン防水は、

  • 1層目

  • 2層目

と重ね塗りすることで、必要な防水膜厚を確保します。

膜厚不足は、

  • 防水性能低下

  • 耐久年数短縮

に直結します。

屋上防水下地処理 ウレタン塗膜防水

屋上防水下地処理 ウレタン塗膜防水


施工手順⑦ トップコート塗布

防水層を守る仕上げ工程

トップコートは、

  • 紫外線

  • 摩耗

から防水層を守る役割があります。

トップコートを省略したり、劣化したまま放置すると、
防水層自体の寿命が大幅に短くなります。

屋上防水下地処理 ウレタン塗膜防水 トップコート


施工手順⑧ 最終確認・引き渡し

施工完了後は、

  • 塗りムラ

  • 排水勾配

  • 立ち上がり処理

を最終確認します。

問題がなければ、施主様へ引き渡しとなります。

屋上防水施工後


屋上防水工事でよくある失敗例

  • 下地調査不足

  • 工程の省略

  • 安さ重視の工法選定

  • トップコート未施工

これらはすべて、数年以内の雨漏り再発につながりやすい要因です。


まとめ|屋上防水工事は「手順」が命

屋上防水工事は、

  • どの防水材を使うか
    よりも

  • どんな手順で施工するか

が結果を左右します。

実例のように、

調査 → 下地処理 → 防水施工 → 仕上げ

という流れを丁寧に守ることで、

屋上防水は本来の性能を発揮します。

「屋上防水を検討している」

「雨漏りがなかなか止まらない」

という場合は、

施工手順まできちんと説明してくれる業者かどうかを判断基準にすることをおすすめします。

大谷建装工業では現地調査・お見積りを無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください。

公共事業にも積極的に取り組んでおり、令和7年度において区内優良建設事業者に選ばれました。

優良建設事業者 褒章 賞状 褒状 賞状

直近10年間で、令和2年と令和7年の2度、褒章されております。

また、大谷建装工業では現地調査を行った後に、カラーシュミレーションにて施工後のイメージをお伝えすることも可能です。

大谷建装工業 屋根診断雨漏り診断

無料外壁屋根診断|板橋区・豊島区の屋根修理&雨漏り専門店 大谷建装工業 (otani-kenso.roof.com)

無料お見積依頼・お問い合わせ板橋区・豊島区の屋根修理&雨漏り専門店 大谷建装工業 (otani-kenso.roof.com)

それではまた。

板橋区 練馬区 豊島区 板橋 練馬 東京 東京都 外壁塗装 屋根リフォーム 防水 防水工事 防水塗装 屋根塗装 塗装業者 見積 相場 屋根工事 屋根修理 雨漏り 水漏れ 屋根補修 外壁補修 塗装 棟板金 貫板 褒章事業者 サイディング シーリング コーキング 一級塗装技能士 1級塗装技能士 区内優良建設事業者 カバー工法 重ね葺き 葺き替え工事 キルコ ガイナ 遮熱 断熱 ウレタン塗膜防水 密着工法  

お悩みやご相談など、
どんなことでもお気軽に
お問い合わせください!

ショールームSHOWROOM

対応エリア
板橋区、豊島区
0120-881-841

受付/9:00~17:00定休日/日曜日