屋根工事後にやるべきメンテナンス
2026.07.08
こんにちは。
板橋区・練馬区・豊島区の屋根工事専門店、大谷建装工業です。
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
「屋根工事が終わったら、もうしばらく何もしなくて大丈夫?」
「カバー工法や葺き替え後も点検は必要?」
「屋根を長持ちさせるために、普段からできることはある?」
このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
屋根工事を行うと、見た目もきれいになり、防水性能も改善されます。
しかし、 屋根工事は「終わったら何十年も完全に放置してよい工事」ではありません。
屋根は毎日、紫外線・雨・風・湿気・温度変化を受け続けています。
そのため、工事後も定期的に状態を確認することで、屋根をより長持ちさせやすくなります。
この記事で分かること
- 屋根工事後にメンテナンスが必要な理由
- 工事後に確認したい点検ポイント
- カバー工法・葺き替え・屋根塗装後の違い
- 台風や大雨後に確認したいこと
- 屋根を長持ちさせるための注意点
住宅の屋根工事、外壁塗装、防水工事、雨漏り補修をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事は専門家が監修しています

監修者:大谷建装工業株式会社 代表取締役
大谷 雄二
東京都板橋区・練馬区・豊島区エリアを中心に、
外壁塗装・屋根工事・雨漏り修理を手がける地域密着の専門業者。
長年にわたり住宅メンテナンスの現場に携わり、
戸建住宅・公共施設の修繕工事を多数監修。
本記事は、実際の施工経験および専門的知見をもとに
内容確認・監修を行っています。
▶ 保有資格
・1級建築塗装作業技能士
・1級建築施工管理技士
・有機溶剤作業主任者
※記事内容は監修者による確認を経て公開しています。
屋根工事後もメンテナンスが必要な理由
屋根工事を行うと、屋根材や防水紙、板金などが新しくなります。
そのため、工事直後は非常に良い状態です。
しかし、屋根は住宅の中でも特に過酷な環境にあります。
真夏には屋根表面が高温になり、冬には冷え込みます。
台風や強風、大雨の影響も受けます。
つまり、屋根は工事後も少しずつ劣化していく部分です。
重要
屋根工事後のメンテナンスは、すぐに大きな工事をするためではありません。小さな不具合を早めに見つけ、大きなトラブルを防ぐために行います。
屋根工事後にまず確認したい書類と写真
屋根工事が完了したら、まず確認しておきたいのが工事に関する資料です。
屋根は普段見えにくい場所なので、工事後の記録がとても重要になります。
| 確認するもの | 確認する理由 |
|---|---|
| 施工前写真 | 工事前の劣化状態を確認できる |
| 施工中写真 | 防水紙や板金など隠れる部分を確認できる |
| 完了写真 | 仕上がりや施工範囲を確認できる |
| 保証書 | 保証期間や対象範囲を確認できる |
| 使用材料の資料 | 屋根材や防水紙、塗料の種類を確認できる |
特に屋根カバー工法や葺き替え工事では、防水紙や下地の状態が工事後に見えなくなります。
そのため、 施工中の写真を残しておくことは非常に大切です。
屋根工事後の点検目安
屋根工事後は、定期的な点検をおすすめします。
点検の頻度は屋根材や工事内容、周辺環境によって変わりますが、一般的には次のように考えると分かりやすいです。
| 時期 | 確認したいこと |
|---|---|
| 工事後1年以内 | 初期不具合や施工後の変化 |
| 3年〜5年ごと | 板金・雨樋・屋根材の状態 |
| 台風・強風後 | 棟板金の浮き、屋根材のズレ、雨樋破損 |
| 大雨後 | 雨漏り、天井シミ、雨樋のあふれ |
| 10年前後 | 塗膜やシーリング、板金の総合点検 |
定期点検は、必ずしも毎回大きな工事につながるわけではありません。
むしろ、 小さな補修で済む段階で気づくための確認 です。
屋根工事後に確認したいポイント
屋根工事後のメンテナンスでは、いくつか重点的に確認したい場所があります。
棟板金の浮きや固定状態
スレート屋根や金属屋根では、棟板金の状態確認が重要です。
棟板金は屋根の頂上部分に取り付けられる部材で、風の影響を受けやすい場所です。
強風や台風のあとに浮きやズレが発生することがあります。
放置すると、雨水の侵入や板金の飛散につながる可能性があります。
谷板金や雨水が集まる部分
谷板金は屋根の雨水が集中する部分です。
落ち葉やゴミが溜まりやすく、排水不良を起こすことがあります。
雨水が正常に流れないと、雨漏りリスクが高まります。
雨樋の詰まりや変形
屋根工事後も、雨樋の確認は大切です。
雨樋に落ち葉や砂、苔、ゴミが溜まると、雨水があふれる原因になります。
雨樋から水があふれると、外壁や軒天、基礎周りに負担がかかる場合があります。
屋根材の割れ・ズレ・浮き
台風や飛来物によって、屋根材が割れたりズレたりすることがあります。
金属屋根の場合は、傷やへこみ、浮きなども確認したいポイントです。
室内の雨漏りサイン
屋根だけでなく、室内側の確認も重要です。
室内で確認したい雨漏りサイン
☑ 天井にシミがある
☑ クロスが浮いている
☑ カビ臭がする
☑ 雨の日だけ水音がする
☑ 窓まわりが濡れる
☑ 押入れや収納内が湿っぽい
室内にこのような症状がある場合は、屋根だけでなく外壁やベランダ防水が関係していることもあります。
屋根カバー工法後のメンテナンス
屋根カバー工法は、既存屋根の上に新しい防水紙と屋根材を施工する工法です。
築20年前後のスレート屋根で選ばれることが多い工事です。
カバー工法後は新しい屋根材で覆われるため、防水性能の向上が期待できます。
しかし、工事後の点検が不要になるわけではありません。
確認したいポイント
- 棟板金の固定状態
- ケラバや軒先の納まり
- 雨樋の詰まり
- 金属屋根の傷やへこみ
- 台風後の浮きやズレ
特に金属屋根は軽量で優れた屋根材ですが、強風後には板金部分の確認を行うと安心です。
ポイント
カバー工法後は、屋根材そのものだけでなく、板金の固定・雨仕舞い・雨樋の排水を確認することが大切です。
葺き替え工事後のメンテナンス
葺き替え工事は、既存屋根を撤去し、防水紙や下地を確認したうえで新しい屋根を施工する工事です。
屋根を根本から直せる工事ですが、こちらも工事後のメンテナンスは必要です。
葺き替え後に確認したいこと
- 新しい屋根材の状態
- 棟板金や役物の固定状態
- 雨樋の排水
- 軒先やケラバの納まり
- 天井や屋根裏の異変
葺き替え工事後は安心感がありますが、台風や大雨のあとには目視確認をおすすめします。
屋根塗装後のメンテナンス
屋根塗装後は、塗膜の状態を定期的に確認することが大切です。
屋根塗装は屋根材の表面を保護する工事です。
ただし、塗膜は紫外線や雨風によって少しずつ劣化します。
塗装後に起きやすい変化
| 症状 | 内容 |
|---|---|
| 色あせ | 紫外線によって色が薄くなる |
| 艶の低下 | 塗膜表面の光沢が落ちる |
| 苔や藻 | 湿気が多い面で発生することがある |
| チョーキング | 塗膜が粉状になる症状 |
塗装後すぐに心配する必要はありませんが、年数が経過したら定期的に確認しましょう。
台風・強風後に確認したいこと
屋根工事後でも、台風や強風の影響は受けます。
特に近年は、突然の強風や局地的な大雨も増えています。
台風後は次のような点を確認しましょう。
台風後のチェックポイント
☑ 庭やベランダに屋根材や板金の破片が落ちていないか
☑ 雨樋が外れていないか
☑ 室内に雨染みが出ていないか
☑ 屋根から異音がしなかったか
☑ 棟板金が浮いて見えないか
☑ 軒天や外壁に水染みがないか
ただし、確認のためにご自身で屋根へ上がることはおすすめできません。
屋根は高所であり、特に雨上がりや強風後は非常に危険です。
やってはいけないメンテナンス
屋根を長持ちさせるためには、やるべきことだけでなく、やってはいけないことも知っておく必要があります。
自分で屋根に上がる
最も危険なのが、ご自身で屋根に上がることです。
屋根は勾配があり、足元も不安定です。
転落事故につながる可能性があります。
高圧洗浄機で屋根を洗う
家庭用の高圧洗浄機で屋根を洗うこともおすすめできません。
屋根材や塗膜を傷める可能性があります。
また、水の当て方によっては屋根材の隙間へ水を押し込んでしまうことがあります。
むやみにコーキングを打つ
雨漏りが心配だからといって、隙間をすべてコーキングで埋めるのは危険です。
屋根には雨水の逃げ道が必要な場合があります。
むやみに塞ぐことで、かえって雨漏りにつながることがあります。
注意
屋根のメンテナンスは、見た目だけで判断すると危険です。雨仕舞いを理解したうえで点検・補修を行うことが大切です。
屋根を長持ちさせるために普段からできること
普段からできることは、無理に屋根へ上がることではありません。
地上や室内から確認できる範囲でも、屋根の異変に気づける場合があります。
普段からできるチェック
☑ 雨どいから水があふれていないか
☑ 天井にシミが出ていないか
☑ 屋根材の破片が落ちていないか
☑ 強風後に異音がしなかったか
☑ ベランダや庭に板金片が落ちていないか
☑ 外壁や軒天に水染みが出ていないか
小さな異変に早く気づくことで、被害を広げずに済む可能性があります。
よくある質問
屋根工事後は何年ごとに点検すればいいですか?
一般的には3年〜5年ごとの点検がおすすめです。
ただし、台風や強風、大雨の後は年数に関係なく確認した方が安心です。
屋根カバー工法をしたらメンテナンス不要ですか?
いいえ。
カバー工法後も、板金や雨樋、屋根材の状態確認は必要です。
葺き替え工事後は何もしなくて大丈夫ですか?
葺き替え工事後も定期点検は必要です。
新しい屋根でも、台風や強風、飛来物の影響を受けることがあります。
自分で屋根点検してもいいですか?
屋根へ上がる点検はおすすめできません。
転落事故の危険があります。
地上から見える範囲や室内の異変を確認し、詳しい点検は専門業者へ依頼しましょう。
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まとめ
屋根工事後は、工事が終わったことで安心してしまいがちです。
もちろん、適切な屋根工事を行えば屋根の防水性や耐久性は大きく改善されます。
しかし、屋根は工事後も毎日、紫外線・雨・風・湿気・温度変化を受け続けています。
そのため、 屋根工事後も定期的な点検とメンテナンスが大切です。
特に、棟板金、谷板金、雨樋、屋根材、室内の雨漏りサインは定期的に確認したいポイントです。
また、台風や強風、大雨の後は、年数に関係なく屋根の状態を確認することをおすすめします。
屋根を長持ちさせるためには、大きな不具合が出てから対応するのではなく、小さな異変の段階で気づくことが重要です。
屋根工事後のメンテナンスを正しく行い、大切な住まいを長く守っていきましょう。
大谷建装工業では現地調査・お見積りを無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください。
公共事業にも積極的に取り組んでおり、令和7年度において区内優良建設事業者に選ばれました。

直近10年間で、令和2年と令和7年の2度、褒章されております。
また、大谷建装工業では現地調査を行った後に、
カラーシュミレーションにて施工後のイメージをお伝えすることも可能です。
無料外壁屋根診断|板橋区・豊島区の屋根修理&雨漏り専門店 大谷建装工業 (otani-kenso.roof.com)
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それではまた。
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