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業者選びで失敗しやすいポイント|屋根工事・外壁塗装で後悔しないために

2026.07.09

こんにちは。
板橋区・練馬区・豊島区の屋根工事専門店、大谷建装工業です。
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。

「どの業者に屋根工事を頼めばいいのか分からない」

「外壁塗装の見積りを取ったけれど、金額も内容もバラバラで判断できない」

「悪い業者に当たったらどうしよう」

このようなお悩みをお持ちの方は非常に多くいらっしゃいます。

屋根工事や外壁塗装は、住まいを長く守るために大切な工事です。

しかし、工事内容が専門的で分かりにくく、屋根のように普段見えにくい場所も多いため、 業者選びを間違えると後悔につながる可能性があります。

特に屋根工事では、工事後に自分で仕上がりを確認しにくい場所が多くあります。

そのため、見積り金額だけで判断したり、訪問販売の説明だけで契約したりすると、後からトラブルになることがあります。

この記事で分かること

  • 業者選びで失敗しやすいポイント
  • 見積りで確認すべき内容
  • 訪問販売で注意したいこと
  • 安さだけで選ぶリスク
  • 信頼できる業者の特徴
  • 契約前に確認したいチェックポイント

住宅の外壁塗装、屋根塗装、屋根リフォーム、防水工事を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。


この記事は専門家が監修しています

大谷建装工業株式会社 代表取締役 大谷 雄二

監修者:大谷建装工業株式会社 代表取締役
大谷 雄二

東京都板橋区・練馬区・豊島区エリアを中心に、
外壁塗装・屋根工事・雨漏り修理を手がける地域密着の専門業者。

長年にわたり住宅メンテナンスの現場に携わり、
戸建住宅・公共施設の修繕工事を多数監修。

本記事は、実際の施工経験および専門的知見をもとに
内容確認・監修を行っています。

▶ 保有資格
・1級建築塗装作業技能士
・1級建築施工管理技士
・有機溶剤作業主任者

※記事内容は監修者による確認を経て公開しています。


業者選びで失敗しやすい理由

屋根工事や外壁塗装で業者選びが難しい理由は、工事内容が分かりにくいからです。

家電製品のように、商品名や型番だけで簡単に比較できるものではありません。

同じ「屋根工事」や「外壁塗装」という言葉でも、実際の内容は業者によって大きく異なります。

例えば、屋根工事では次のような違いがあります。

  • 屋根塗装を提案する業者
  • 屋根カバー工法を提案する業者
  • 葺き替え工事を提案する業者
  • 部分補修で十分と判断する業者
  • 必要以上に大きな工事をすすめる業者

どの提案が正しいかは、屋根の状態によって変わります。

つまり、業者選びでは、 「どの工事を提案されたか」だけでなく、「なぜその工事が必要なのか」 を確認することが重要です。

注意

説明が少なく、工事内容の理由が分からないまま契約することは避けましょう。納得できる説明があるかどうかが重要です。


失敗しやすいポイント① 金額の安さだけで選ぶ

業者選びで特に多い失敗が、金額の安さだけで決めてしまうことです。

もちろん、工事費用は大切です。

できるだけ負担を抑えたいと考えるのは自然なことです。

しかし、屋根工事や外壁塗装では、 安い見積りには安い理由がある場合があります。

安い見積りで注意したいこと

見積りが安い場合、次のような可能性があります。

  • 必要な工程が省かれている
  • 使用材料のグレードが低い
  • 下地処理が不十分
  • 工事範囲が狭い
  • 足場や付帯工事が含まれていない
  • 保証や報告書が不十分

安い見積りがすべて悪いわけではありません。

しかし、見積り内容を確認せずに金額だけで選ぶと、後から追加費用が発生したり、必要な工事が含まれていなかったりすることがあります。

比較する項目 確認したい内容
工事範囲 どこまで施工するのか
使用材料 メーカー名・商品名・グレード
下地処理 補修や洗浄が含まれているか
足場 足場費用が含まれているか
保証 保証内容と期間

ポイント

見積りは金額だけでなく、工事内容・使用材料・施工範囲・保証内容をセットで比較することが大切です。


失敗しやすいポイント② 見積書の内容があいまい

業者選びで失敗しやすいポイントとして、見積書の内容があいまいなケースがあります。

例えば、見積書に次のような表記だけがある場合は注意が必要です。

  • 屋根工事一式
  • 外壁塗装一式
  • 補修工事一式
  • 板金工事一式
  • 防水工事一式

「一式」という表記がすべて悪いわけではありません。

しかし、内容が分からないまま契約すると、工事後に認識違いが起こりやすくなります。

一式見積りで起こりやすいトラブル

一式見積りでは、次のようなトラブルが起こることがあります。

  • どこまで工事に含まれているか分からない
  • 追加費用が発生する条件が分からない
  • 使用材料が分からない
  • 下地補修が含まれているか分からない
  • 工事後に説明と違うと感じる

屋根工事や外壁塗装は、工程の積み重ねで成り立っています。

そのため、見積書ではできるだけ内容が具体的に書かれている方が安心です。

重要

見積書の内容が分からない場合は、そのまま契約せず、工事範囲・使用材料・追加費用の可能性を確認しましょう。


失敗しやすいポイント③ 説明が専門用語ばかりで分かりにくい

屋根工事や外壁塗装では、専門用語が多く使われます。

例えば、屋根工事だけでも次のような言葉があります。

  • ルーフィング
  • 野地板
  • 棟板金
  • 谷板金
  • 雨仕舞い
  • ケラバ
  • 軒先
  • 貫板

これらの言葉自体は工事で必要なものです。

しかし、説明が専門用語ばかりで、お客様が理解できないまま話が進む場合は注意が必要です。

分かりやすく説明してくれるかが重要

信頼できる業者は、専門用語を使う場合でも、分かりやすく説明してくれます。

例えば、

「ルーフィング」と言ったあとに、 「屋根材の下にある防水紙のことです」 と補足してくれる業者は安心しやすいです。

逆に、説明が難しく、質問しても曖昧な返答しかない場合は注意しましょう。

良い業者の説明例

「この部分は棟板金といって、屋根の一番高い部分にある金属部材です。風の影響を受けやすいので、釘浮きや下地の傷みを確認します。」

このように、部材名・役割・なぜ確認が必要なのかまで説明してくれると判断しやすくなります。


失敗しやすいポイント④ 現地調査が短すぎる

屋根工事や外壁塗装では、現地調査が非常に重要です。

現地調査が不十分だと、正確な見積りや工事提案ができません。

特に屋根工事では、地上から見ただけでは分からないことが多くあります。

  • 屋根材の割れ
  • 棟板金の浮き
  • 谷板金の劣化
  • 防水紙の劣化可能性
  • 野地板の傷み
  • 雨樋の詰まり
  • 外壁との取り合い

このような部分を確認せずに、すぐ見積りを出す場合は注意が必要です。

短時間の調査で起こりやすい問題

現地調査が短すぎると、次のような問題が起こることがあります。

確認不足 起こりやすい問題
屋根材の状態 塗装できない屋根を塗装提案してしまう
下地の状態 追加工事や再工事につながる
雨漏り原因 補修しても再発する
付帯部 工事範囲の認識違いが起きる

もちろん、現地調査の時間だけで良し悪しが決まるわけではありません。

しかし、調査内容や説明が明らかに少ない場合は、慎重に判断した方がよいでしょう。


失敗しやすいポイント⑤ 写真や報告がない

屋根工事では、写真や報告が非常に重要です。

なぜなら、屋根はお客様自身が簡単に確認できない場所だからです。

工事前の状態、施工中の工程、工事後の仕上がりを写真で確認できると安心です。

写真がないと不安が残りやすい

写真がない場合、次のような不安が残りやすくなります。

  • 本当に点検したのか分からない
  • どこが傷んでいたのか分からない
  • 防水紙を施工したのか分からない
  • 下地補修をしたのか分からない
  • 工事後の状態が分からない

業者側に悪意がなかったとしても、記録がなければお客様は確認できません。

そのため、屋根工事では、写真付きの説明や報告書があると安心です。

確認したい写真

☑ 施工前の屋根全体

☑ 劣化箇所のアップ写真

☑ 防水紙施工中の写真

☑ 板金施工中の写真

☑ 補修箇所の写真

☑ 完了後の写真


失敗しやすいポイント⑥ 訪問販売で急いで契約する

屋根工事で特に注意したいのが、訪問販売による契約です。

突然自宅に来た業者から、

「近くで工事をしていて屋根が見えました」

「棟板金が浮いています」

「このままだと雨漏りします」

「今日契約すれば安くできます」

と言われると、不安になってしまう方も多いと思います。

しかし、 その場で契約する必要はありません。

訪問販売で注意したい言葉

  • 今すぐ工事しないと危険です
  • 今日だけ安くできます
  • 近所で工事していて見えました
  • 無料で屋根に上がります
  • 火災保険で無料になります

このような言葉を聞いた場合は、一度冷静になりましょう。

本当に屋根に問題がある場合でも、その場で契約しなければいけないとは限りません。

注意

訪問販売で屋根の不具合を指摘された場合は、写真を見せてもらい、別の業者にも確認してもらうことをおすすめします。

失敗しやすいポイント⑦ 「今すぐ契約してください」という圧力に負ける

屋根工事や外壁塗装では、契約を急がせる業者に注意が必要です。

例えば、

「今日中に決めてもらえれば値引きできます」

「この金額は今日だけです」

「職人の予定が空いているので、今決めないと工事できません」

「キャンペーン枠があと1件しかありません」

といった説明です。

もちろん、本当にキャンペーン期間や施工スケジュールの都合がある場合もあります。

そのため、こうした言葉を使う業者がすべて問題というわけではありません。

しかし、 お客様が見積書を十分に確認する時間もないまま契約を迫る場合は慎重に判断した方がよいでしょう。

屋根工事や外壁塗装は、工事内容によっては大きな判断になります。

本来であれば、

  • なぜこの工事が必要なのか
  • 他の工事方法はないのか
  • 使用材料は何か
  • 工事範囲はどこまでか
  • 保証内容はどうなっているか

を確認したうえで契約するべきです。

契約前に考えたいこと

本当に良い提案であれば、お客様が内容を理解し、納得するための時間が必要です。急かされていると感じた場合は、その場で判断しないことも大切です。


失敗しやすいポイント⑧ 大幅な値引きだけで決める

見積り提出後に、大幅な値引きを提示されることがあります。

例えば、

「本来はこの金額ですが、今日契約なら大幅に値引きします」

「キャンペーンなので特別価格です」

「近所で工事しているので足場代を安くできます」

といった説明です。

もちろん、企業努力による値引きやキャンペーンが実際に行われることはあります。

しかし、最初の見積りから急に大きな金額が下がった場合は、 なぜそこまで値引きできるのか を確認した方がよいでしょう。

大幅値引きで確認したいこと

  • 工事内容は変わっていないか
  • 使用材料は変わっていないか
  • 塗装回数は同じか
  • 施工範囲は同じか
  • 保証内容は変わっていないか
  • 最初の見積り金額は適正だったのか

金額が下がること自体は悪いことではありません。

しかし、 値引き後の金額だけを見て判断すると、工事内容の変更を見落とすことがあります。


失敗しやすいポイント⑨ 相見積りを「一番安い業者を探す作業」にしてしまう

屋根工事や外壁塗装では、複数業者から見積りを取る 相見積り がよく行われます。

相見積りは、業者選びに役立つ方法です。

しかし、使い方を間違えると、かえって判断が難しくなります。

特に多いのが、

「3社の中で一番安いところに頼む」

という決め方です。

相見積りの本来の目的は、単純に最安値を探すことではありません。

提案内容・調査内容・工事範囲・説明・保証を比較すること が重要です。

同じ屋根工事でも見積り内容は違う

例えば、3社から屋根工事の見積りを取った場合、

業者 提案内容 考えられる理由
A社 屋根塗装 屋根材がまだ塗装可能と判断
B社 屋根カバー工法 塗装では長期維持が難しいと判断
C社 葺き替え工事 下地劣化の可能性を重視

この場合、単純な金額比較はできません。

工事内容そのものが違うからです。

大切なのは、

「なぜこの業者はこの工事を提案しているのか」

を確認することです。

相見積りの正しい使い方

  • 工事方法を比較する
  • 調査内容を比較する
  • 見積りの細かさを比較する
  • 使用材料を比較する
  • 説明の分かりやすさを比較する
  • 保証内容を比較する

失敗しやすいポイント⑩ 相見積りを取りすぎる

相見積りは有効ですが、業者数を増やしすぎると判断が難しくなることがあります。

5社、6社、7社と見積りを取ると、

  • 提案内容がバラバラになる
  • 塗料の種類が増える
  • 工法が増える
  • 説明内容が混乱する
  • 比較するだけで疲れてしまう

という状況になりやすくなります。

特に屋根工事では、

「塗装で大丈夫です」

「カバー工法が必要です」

「葺き替えしかありません」

と、業者ごとに異なる説明を受けることがあります。

見積り数が増えるほど、必ず正解に近づくわけではありません。

ポイント

相見積りでは業者数を増やすことより、各社の提案理由を理解することの方が重要です。


失敗しやすいポイント⑪ 口コミの星の数だけで判断する

現在では、インターネット上の口コミを確認して業者を選ぶ方も増えています。

口コミは参考になります。

実際に工事を依頼した方の感想を確認できるため、業者選びの材料の一つになります。

しかし、 口コミの星の数だけで業者を判断するのはおすすめできません。

口コミで確認したい内容

星の数よりも、具体的な内容を確認しましょう。

  • 説明が分かりやすかったか
  • 連絡がスムーズだったか
  • 工事中の対応はどうだったか
  • 近隣対応はどうだったか
  • 工事後のフォローはどうだったか
  • トラブル時の対応はどうだったか

特に参考になるのは、具体的な工事内容が書かれている口コミです。

例えば、

「屋根カバー工法を依頼し、施工中の写真も見せてもらえた」

「外壁塗装中に追加補修が必要になったが、事前説明があった」

といった内容です。

このような口コミは、実際の対応を判断する材料になります。


失敗しやすいポイント⑫ ホームページがきれいだから安心だと思う

業者選びでは、ホームページを確認する方も多いと思います。

ホームページは重要な情報源です。

しかし、 ホームページのデザインがきれいだから施工品質も高い とは限りません。

確認したいのは見た目だけではなく、中身です。

ホームページで確認したいこと

  • 会社所在地が明確か
  • 代表者情報があるか
  • 施工事例があるか
  • 工事内容が具体的か
  • 資格情報があるか
  • 実際の施工写真があるか
  • 更新が続いているか

特に施工事例では、完成写真だけでなく、 施工前・施工中・施工後 が確認できると参考になります。

確認ポイント

ホームページは「きれいかどうか」ではなく、会社情報・施工内容・実績・説明の具体性を確認しましょう。


失敗しやすいポイント⑬ 資格があるだけで判断する

建築工事には、さまざまな資格があります。

例えば、

  • 建築施工管理技士
  • 塗装技能士
  • 建築士
  • 有機溶剤作業主任者

などです。

資格は、業者選びの重要な判断材料の一つです。

しかし、 資格があるだけで、すべての工事に詳しいとは限りません。

例えば、塗装工事に詳しい業者でも、屋根葺き替え工事の経験が少ない場合があります。

逆に、屋根工事に詳しい業者でも、防水工事の経験が少ない場合があります。

そのため、

  • 資格
  • 施工実績
  • 得意分野
  • 説明内容

を合わせて確認することが大切です。


失敗しやすいポイント⑭ 「自社施工」という言葉だけで安心する

業者のホームページで、

「完全自社施工」

「下請けなし」

といった言葉を見ることがあります。

自社施工にはメリットがあります。

営業担当と職人の連携が取りやすく、責任の所在も分かりやすい場合があります。

しかし、 自社施工だから必ず高品質というわけではありません。

また、建築工事では工種ごとに専門性が異なります。

例えば、

  • 塗装工事
  • 屋根板金工事
  • 防水工事
  • 足場工事
  • シーリング工事

では必要な技術が違います。

そのため、専門性の高い協力会社と連携する施工体制が適している場合もあります。

大切なのは施工体制

「自社施工か下請けか」という言葉だけで判断するのではなく、誰が施工し、誰が管理し、問題が起きたとき誰が対応するのかを確認することが重要です。


失敗しやすいポイント⑮ 保証年数だけで判断する

屋根工事や外壁塗装では、保証を重視する方も多いと思います。

保証は大切です。

しかし、 保証年数が長ければ長いほど良い とは限りません。

重要なのは保証内容です。

保証で確認したいこと

  • 何が保証対象なのか
  • 何が保証対象外なのか
  • 自然災害は対象か
  • 雨漏りは対象か
  • 塗膜剥離は対象か
  • 保証書は発行されるか
  • 会社が継続して対応できるか

例えば、

「10年保証」

と書いてあっても、すべての不具合が10年間無料で修理されるとは限りません。

台風や地震、飛来物、建物の動きなどは保証対象外になることがあります。

注意

保証は「何年か」だけでなく、何を・どの条件で保証するのかを確認しましょう。


失敗しやすいポイント⑯ 雨漏り工事を「とりあえずコーキング」で済ませる業者を選ぶ

雨漏り修理では、業者選びが特に重要です。

雨漏りの原因は、見た目だけでは分からないことがあります。

例えば、

  • 屋根
  • 外壁
  • サッシまわり
  • ベランダ防水
  • 笠木
  • 雨仕舞い
  • 配管

など、さまざまな場所が原因になります。

そのため、

「怪しい隙間をコーキングで埋めましょう」

というだけでは、根本解決にならないことがあります。

コーキングで悪化する場合もある

屋根や外壁には、雨水を排出するための隙間が必要な場所があります。

その隙間をむやみに塞ぐと、内部へ入った水が抜けなくなることがあります。

結果として、雨漏りを悪化させる可能性もあります。

雨漏り工事で重要なこと

  • 雨水の入口を考える
  • 雨水の経路を考える
  • 雨水の出口を考える
  • 屋根と外壁の取り合いを確認する
  • 必要に応じて散水試験を行う

失敗しやすいポイント⑰ 屋根を見ずに「塗装で大丈夫」と言う業者を選ぶ

屋根塗装を検討している場合でも、すべての屋根が塗装できるわけではありません。

屋根材の種類や劣化状態によっては、塗装が適さないことがあります。

例えば、

  • 屋根材自体が著しく劣化している
  • 層間剥離が進んでいる
  • 下地が傷んでいる
  • 雨漏りしている
  • 塗装に適さない屋根材である

といった場合です。

特に、ニチハのパミールなど、一部の屋根材では塗装による維持が適さないケースがあります。

屋根材の種類を確認せず、すぐに塗装をすすめる業者には注意が必要です。


失敗しやすいポイント⑱ 逆に何でもカバー工法をすすめる業者を選ぶ

塗装を安易にすすめる業者だけでなく、 何でも屋根カバー工法をすすめる業者 にも注意が必要です。

屋根カバー工法は優れた工法です。

既存屋根を撤去せず、その上から新しい防水紙と屋根材を施工できます。

しかし、すべての屋根に適しているわけではありません。

例えば、

  • 野地板の傷みが大きい
  • 雨漏りが長期間続いている
  • 既存屋根の構造上カバーが難しい
  • すでにカバー工法を行っている
  • 重量や納まりに問題がある

場合には、別の工法が適することがあります。

良い業者は、塗装・部分補修・カバー工法・葺き替えを屋根の状態に応じて使い分けます。


失敗しやすいポイント⑲ 「今すぐ全面工事が必要」と言われてそのまま信じる

屋根に不具合が見つかった場合でも、必ず全面工事が必要とは限りません。

例えば、

  • 棟板金の一部補修
  • 屋根材の部分交換
  • 雨樋補修
  • 板金補修
  • シーリング補修

で対応できるケースもあります。

一方で、部分補修を繰り返すより全面工事の方が適切なケースもあります。

大切なのは、 なぜ部分補修では駄目なのか を説明してもらうことです。

確認したい質問

「部分補修では対応できませんか?」

「全面工事が必要な理由は何ですか?」

「数年様子を見る選択肢はありますか?」

このような質問に対して、具体的な理由を説明してくれるかを確認しましょう。


失敗しやすいポイント⑳ 契約書をよく読まずに契約する

見積書の内容に納得しても、契約書の確認は必要です。

屋根工事や外壁塗装では、工事内容や支払い条件を契約書で確認します。

契約前に確認したい内容

項目 確認内容
工事内容 見積書と一致しているか
工事期間 開始・完了予定
支払い条件 着手金・中間金・完了金
追加工事 どのような場合に発生するか
保証 保証対象と期間
キャンセル 条件や費用

契約書は難しく感じるかもしれません。

しかし、分からない部分は契約前に質問することが大切です。

「細かいことは後で説明します」という状態のまま契約しないようにしましょう。


失敗しやすいポイント㉑ 追加工事の条件を確認していない

屋根工事では、工事を始めてから初めて分かる劣化があります。

特に、既存屋根を撤去する葺き替え工事では、屋根材を外したあとに野地板の傷みが見つかることがあります。

このような追加工事が必要になる可能性はあります。

問題は、 追加工事そのものではなく、説明なく費用が増えること です。

事前に確認したいこと

  • 追加工事が発生する可能性
  • どのような場合に追加になるか
  • 追加前に説明があるか
  • 写真で確認できるか
  • 金額提示後に施工するか

重要

追加工事が必要になった場合は、施工前に理由・写真・金額を確認することが大切です。

信頼できる業者に共通する特徴

ここまで、業者選びで失敗しやすいポイントを紹介してきました。

では、信頼できる業者にはどのような特徴があるのでしょうか。

もちろん、会社ごとに得意分野や施工体制は異なります。

しかし、屋根工事や外壁塗装で安心しやすい業者には、いくつか共通点があります。


現地調査を丁寧に行う

信頼できる業者は、現地調査を丁寧に行います。

屋根材、外壁、雨樋、板金、シーリング、ベランダ防水など、建物全体の状態を確認します。

屋根だけの相談であっても、雨漏りの原因が外壁やベランダにあるケースもあります。

そのため、 屋根・外壁・防水を総合的に見られるかどうか も大切なポイントです。


写真を使って説明してくれる

屋根は普段見えにくい場所です。

そのため、写真を使って説明してくれる業者は安心しやすいです。

写真があれば、どこが傷んでいるのか、どの程度劣化しているのかを確認しやすくなります。

写真で確認したい内容

☑ 屋根全体の状態

☑ 割れや欠けの有無

☑ 棟板金や谷板金の状態

☑ 雨樋の詰まり

☑ 外壁との取り合い部分

☑ 雨漏りが疑われる箇所


必要な工事と不要な工事を分けて説明してくれる

すべての劣化症状が、すぐに大規模工事につながるわけではありません。

軽度の不具合であれば、部分補修で対応できる場合もあります。

一方で、下地まで傷んでいる場合は、塗装や簡単な補修では対応できないこともあります。

信頼できる業者は、

  • 今すぐ必要な工事
  • 数年以内に検討したい工事
  • 現時点では様子を見てもよい箇所

を分けて説明してくれます。

不安をあおるのではなく、状態に合わせた判断をしてくれる業者を選びましょう。


工事のメリットだけでなく注意点も説明してくれる

どの工事にもメリットと注意点があります。

屋根塗装、カバー工法、葺き替え工事、防水工事、外壁塗装は、それぞれ向き不向きがあります。

信頼できる業者は、良いことだけでなく、注意点も説明してくれます。

工事方法 説明してほしい注意点
屋根塗装 防水紙や下地は新しくならない
カバー工法 下地が傷んでいる場合は向かない
葺き替え 既存屋根撤去や下地確認が必要
部分補修 全体劣化がある場合は再発リスクがある

契約前に確認したいチェックリスト

業者選びで後悔しないためには、契約前の確認が非常に大切です。

以下の項目を確認しておくと、工事後のトラブルを防ぎやすくなります。

契約前チェックリスト

☑ 現地調査を丁寧に行っているか

☑ 劣化箇所を写真で説明してくれたか

☑ 見積書の内容が具体的か

☑ 使用材料のメーカー名や商品名が分かるか

☑ 工事範囲が明確か

☑ 追加工事が発生する条件を説明してくれたか

☑ 保証内容を確認できたか

☑ 契約を急かされていないか

☑ 質問に分かりやすく答えてくれるか

☑ 工事後の写真報告があるか


業者に質問しておきたいこと

工事前に疑問を残さないためには、遠慮せず質問することが大切です。

分からないことがあるまま契約すると、工事後に不安や不満につながる場合があります。

屋根工事で聞きたい質問

  • 屋根塗装で対応できる状態ですか?
  • カバー工法や葺き替えの方がよい可能性はありますか?
  • 防水紙や野地板の状態はどう判断していますか?
  • 棟板金や谷板金の補修は含まれていますか?
  • 雨漏りの原因はどこだと考えられますか?

外壁塗装で聞きたい質問

  • 下地補修はどこまで含まれていますか?
  • シーリング工事は打ち替えですか?増し打ちですか?
  • 塗料のグレードは何ですか?
  • 塗装回数は何回ですか?
  • 付帯部はどこまで塗装しますか?

防水工事で聞きたい質問

  • 既存防水層の状態はどうですか?
  • トップコートだけで済みますか?
  • 下地補修は必要ですか?
  • 排水ドレンの状態は確認しましたか?
  • 雨漏りとの関係はありますか?

おすすめ

質問したときに、嫌がらず分かりやすく答えてくれるかどうかも、業者選びの大切な判断材料です。


工事後の対応も業者選びでは重要

業者選びでは、工事前の対応だけでなく、工事後の対応も確認しておきましょう。

屋根工事や外壁塗装は、完成したら終わりではありません。

工事後に気になることが出た場合、きちんと相談できる業者かどうかが大切です。

確認したい工事後対応

  • 完了写真を提出してくれるか
  • 保証書を発行してくれるか
  • 工事後の相談窓口が明確か
  • 不具合時の対応方法が分かるか
  • 定期点検の考え方があるか

特に屋根は工事後に自分で確認しづらいため、完了写真や報告書があると安心です。


地域密着業者を選ぶメリット

屋根工事や外壁塗装では、地域密着の業者を選ぶメリットもあります。

地域の住宅事情や気候、建物の傾向を理解している業者であれば、より現実的な提案を受けやすくなります。

例えば板橋区・練馬区・豊島区周辺では、

  • 住宅同士の距離が近い
  • 足場スペースが限られる
  • 近隣配慮が重要
  • 交通量による汚れが出やすい
  • 屋根や外壁の点検がしづらい住宅もある

といった特徴があります。

地域の事情を理解している業者であれば、工事中の近隣対応や現場管理も相談しやすくなります。


業者選びで避けたい判断基準

ここで、業者選びで避けたい判断基準を整理します。

避けたい判断 理由
一番安いから選ぶ 工事内容が不足している可能性がある
今日だけ安いと言われたから契約する 冷静に比較できない
口コミの星だけで選ぶ 具体的な対応内容が分からない
ホームページがきれいだから選ぶ 施工品質とは別問題
保証年数だけで選ぶ 保証対象の確認が必要
訪問販売で急いで契約する 比較や確認が不足しやすい

よくある質問

業者選びで一番大切なことは何ですか?

一番大切なのは、工事内容を分かりやすく説明してくれるかどうかです。

金額だけでなく、なぜその工事が必要なのか、どこまで施工するのかを確認しましょう。


相見積りは何社くらい取ればよいですか?

一般的には2〜3社程度で比較すると判断しやすいです。

多すぎると提案内容が増えすぎて、かえって迷いやすくなります。


一番安い業者は避けた方がいいですか?

必ず避ける必要はありません。

ただし、なぜ安いのか、工事内容に不足がないかを確認することが大切です。


訪問販売で屋根の不具合を指摘されたらどうすればいいですか?

その場で契約せず、まず写真や説明を確認しましょう。

可能であれば、別の業者にも点検を依頼することをおすすめします。


保証が長い業者なら安心ですか?

保証年数だけでは判断できません。

保証対象、保証対象外、自然災害時の扱いなどを確認することが重要です。


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まとめ

屋根工事や外壁塗装の業者選びでは、金額だけで判断すると失敗しやすくなります。

もちろん費用は大切ですが、見積り金額だけでは工事内容の良し悪しは分かりません。

業者選びで特に注意したいのは、

  • 安さだけで選ばないこと
  • 見積書の内容を確認すること
  • 現地調査の内容を見ること
  • 写真で説明してもらうこと
  • 契約を急がされても即決しないこと
  • 保証内容を具体的に確認すること
  • 工事後の対応も確認すること

です。

業者選びで大切なのは、「安い業者」を探すことではなく、「必要な工事を正しく判断し、分かりやすく説明してくれる業者」を選ぶことです。

屋根や外壁、防水工事は、住まいを長く守るための大切な工事です。

後悔しないためにも、焦らず、内容を確認し、納得したうえで業者を選びましょう。

大谷建装工業では現地調査・お見積りを無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください。

公共事業にも積極的に取り組んでおり、令和7年度において区内優良建設事業者に選ばれました。

優良建設事業者 褒章 賞状 褒状 賞状

直近10年間で、令和2年と令和7年の2度、褒章されております。

また、大谷建装工業では現地調査を行った後に、

カラーシュミレーションにて施工後のイメージをお伝えすることも可能です。

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それではまた。

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