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屋根は真夏に何度まで熱くなる?

2026.06.29

屋根は真夏に何度まで熱くなる?屋根の温度と住まいへの影響を徹底解説

はじめに

こんにちは。
板橋区・練馬区・豊島区の屋根工事専門店、大谷建装工業です。
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。

「真夏の屋根はどれくらい熱くなるの?」

「2階や3階だけ暑いのは屋根が原因?」

「遮熱塗料は本当に効果があるの?」

このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

夏になると、2階や3階が暑くてエアコンが効きにくいというご相談をいただくことがあります。

その原因の一つが、 真夏の屋根が想像以上の高温になること です。

屋根は住宅の中でも最も強い日差しを受ける部分です。 炎天下では人が触れないほど高温になり、その熱が屋根裏や室内へ伝わることで、住まい全体の快適性にも大きな影響を与えます。

この記事で分かること

  • 真夏の屋根は何度まで熱くなるのか
  • 屋根の温度が室内へ与える影響
  • 屋根材による温度の違い
  • 遮熱塗装や屋根工事でできる暑さ対策
  • 夏の屋根メンテナンスのポイント

住宅の外壁塗装・屋根塗装・屋根リフォーム・防水工事をご検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。


この記事は専門家が監修しています

大谷建装工業株式会社 代表取締役 大谷 雄二

監修者:大谷建装工業株式会社 代表取締役
大谷 雄二

東京都板橋区・練馬区・豊島区エリアを中心に、
外壁塗装・屋根工事・雨漏り修理を手がける地域密着の専門業者。

長年にわたり住宅メンテナンスの現場に携わり、
戸建住宅・公共施設の修繕工事を多数監修。

本記事は、実際の施工経験および専門的知見をもとに
内容確認・監修を行っています。

▶ 保有資格
・1級建築塗装作業技能士
・1級建築施工管理技士
・有機溶剤作業主任者

※記事内容は監修者による確認を経て公開しています。


真夏の屋根は何度まで熱くなる?

結論からお伝えすると、 真夏の屋根表面温度は60~80℃程度まで上昇することがあります。

さらに条件によっては、 80℃を超えるケースも珍しくありません。

気温 屋根表面温度の目安
30℃ 約55~65℃
35℃ 約65~80℃
酷暑日・直射日光 80℃以上になる場合もある

もちろん屋根材や色、日当たりなどによって差はありますが、 真夏の屋根は人が素手で触れることができないほど高温になります。

注意
真夏の屋根に上がることは非常に危険です。
火傷だけでなく、熱中症や転落事故につながる恐れがあります。

なぜ屋根はそこまで熱くなるのか

屋根が高温になる理由は、 一日中、太陽からの強い日射を受け続けるからです。

住宅には外壁・窓・屋根がありますが、その中でも最も直射日光を受ける時間が長いのが屋根です。

太陽の熱エネルギーを吸収している

太陽光には光だけでなく熱エネルギーも含まれています。

屋根材はその熱を吸収し、 少しずつ温度が上昇します。

特に午後1時~3時頃は、 一日の中で最も屋根温度が高くなる時間帯 と言われています。


屋根の色によって温度は変わる

実は屋根の色も温度に大きく影響します。

屋根の色 熱の吸収
黒・濃いグレー 非常に吸収しやすい
茶色 吸収しやすい
ライトグレー 比較的吸収しにくい
白系 熱を反射しやすい

一般的に、 濃い色ほど熱を吸収しやすく、明るい色ほど熱を反射しやすい という特徴があります。

ポイント

屋根の色だけでなく、塗料の性能によっても屋根温度は変わります。

近年は太陽光を反射する遮熱塗料を選ぶ方も増えています。


屋根が熱くなると室内はどうなる?

屋根が80℃近くになると、 その熱は屋根材だけに留まりません。

屋根裏へ伝わり、 さらに天井を通じて室内へ熱が伝わります。

2階や3階が暑い理由

「1階は快適なのに2階だけ暑い」

このような住宅は少なくありません。

その理由の一つが、 屋根から伝わる輻射熱(ふくしゃねつ)です。

屋根裏に熱がこもることで、 2階や3階の室温が上昇しやすくなります。

☀ 太陽

  ↓

【屋根】
約70~80℃

  ↓

【屋根裏】
約40~60℃

  ↓

【天井】

  ↓

【室内】

このように、 屋根から伝わる熱が室内環境へ大きく影響しています。


屋根裏の温度はどれくらいになる?

真夏の屋根裏は、 40~60℃程度になることがあります。

換気が不足している住宅では、 さらに高温になることもあります。

屋根裏の熱が天井へ伝わることで、 エアコンをつけても暑さを感じやすくなるのです。

覚えておきたいポイント
室内が暑い原因はエアコンの性能だけではありません。
屋根や屋根裏の温度が影響しているケースも多くあります。

屋根材によって温度は変わるのか

屋根材の種類によっても、 熱の伝わり方や蓄え方は異なります。

屋根材 特徴
スレート屋根 住宅で最も普及。色や塗膜の影響を受けやすい。
金属屋根 熱を伝えやすいが冷めるのも比較的早い。
瓦屋根 厚みがあり熱を伝えにくい特徴がある。

ただし、 どの屋根材でも真夏は非常に高温になります。

重要なのは屋根材だけではなく、 防水紙・屋根裏換気・断熱材・塗料など住宅全体で暑さ対策を考えることです。


こんな住宅は屋根の熱が室内へ伝わりやすい

☑ 築20年以上経過している

☑ 屋根塗装を長期間行っていない

☑ 屋根裏の換気が少ない

☑ 2階・3階が極端に暑い

☑ エアコンが効きにくい

☑ 濃い色の屋根を使用している

複数当てはまる場合は、 屋根のメンテナンスや遮熱対策を検討するタイミングかもしれません。

屋根の熱が住宅へ与える影響

真夏に高温となった屋根は、 単に「屋根が熱い」というだけではありません。

住宅全体へさまざまな影響を与えます。

室内の暑さだけでなく、 住宅の寿命や電気代にも関係してきます。


室温が上がりやすくなる

屋根から伝わった熱は、 屋根裏を経由して天井へ伝わります。

すると、 2階や3階の室温が上昇しやすくなります。

特に午後になると、 エアコンをつけていても暑く感じる という現象が起こることがあります。

これはエアコンの性能不足ではなく、 屋根から伝わる熱が原因になっているケースも少なくありません。


エアコンの負担が大きくなる

屋根から大量の熱が伝わると、 室内を冷やすためにエアコンは長時間運転を続けます。

その結果、 消費電力が増え、 電気代が高くなることがあります。

ポイント
夏場の電気代が以前より高くなったと感じる場合は、屋根からの熱の影響も考えられます。

屋根材そのものが劣化しやすくなる

屋根は毎日、 高温と冷却を繰り返しています。

例えば、 昼間は70℃以上になり、 夜になると30℃以下まで下がることがあります。

このような急激な温度変化によって、 屋根材は少しずつ膨張・収縮を繰り返します。

長年繰り返されることで、 屋根材や塗膜の劣化が進行していきます。

重要

紫外線だけでなく、 温度変化も屋根を傷める大きな原因です。


屋根裏の換気が重要な理由

真夏の暑さ対策では、 屋根そのものだけでなく 屋根裏の換気 も非常に重要です。

屋根裏に熱がこもると、 室内へ熱が伝わりやすくなります。

熱が逃げない住宅は暑くなる

屋根裏の換気が不足すると、 熱が屋根裏に溜まり続けます。

その結果、 夜になっても屋根裏が冷えにくくなります。

「夜になっても2階だけ暑い」 という住宅では、 屋根裏換気が不足しているケースもあります。


換気棟の役割

最近の住宅では、 換気棟 が設置されていることがあります。

換気棟とは、 屋根裏にこもった熱や湿気を外へ逃がすための設備です。

熱気が排出されることで、 屋根裏の温度上昇を抑える効果が期待できます。

   熱気
    ↑
  換気棟
──────────
 屋根裏空間
──────────
  室 内

遮熱塗装とは?

屋根の暑さ対策として注目されているのが、 遮熱塗装です。

遮熱塗料は、 太陽光の赤外線を反射し、 屋根表面の温度上昇を抑えることを目的としています。

遮熱塗料の仕組み

一般的な塗料は、 太陽光を吸収しやすくなっています。

一方、 遮熱塗料は熱の原因となる近赤外線を反射することで、 屋根温度の上昇を抑えます。

一般塗料 遮熱塗料
熱を吸収しやすい 熱を反射しやすい
屋根温度が高くなりやすい 温度上昇を抑えやすい

メリット

  • 屋根温度の上昇を抑えやすい
  • 室内温度の改善が期待できる
  • エアコン効率向上につながる場合がある
  • 塗膜保護にもつながる

遮熱塗料なら室温は何℃下がる?

よくいただく質問です。

ただし、 ここで注意しなければならないことがあります。

「必ず〇℃下がる」と断言することはできません。

室温は、 屋根だけで決まるものではありません。

例えば、 次のような条件でも変わります。

  • 屋根の色
  • 屋根材の種類
  • 断熱材の性能
  • 屋根裏換気
  • 建物の向き
  • 窓の大きさ
  • 周囲の日当たり

そのため、 住宅ごとに効果は異なります。

大谷建装工業では
遮熱性能を持つ塗料についてもご相談を承っております。
住宅の状況に合わせたご提案を行っています。

屋根の色を変えるだけでも効果はある?

屋根塗装では、 色選びも重要です。

一般的には、 黒や濃いグレーよりも、 ライトグレーやベージュなど明るい色の方が熱を反射しやすい傾向があります。

屋根色 熱の吸収
ブラック ★★★★★
ダークブラウン ★★★★☆
グレー ★★★☆☆
ライトグレー ★★☆☆☆
ホワイト系 ★☆☆☆☆

ただし、 住宅のデザインとのバランスも大切です。

色だけで判断するのではなく、 塗料の性能も合わせて検討することをおすすめします。


夏になると屋根点検がおすすめな理由

真夏は、 屋根の状態が分かりやすい季節でもあります。

暑さによって、 屋根材の反りや割れ、 板金の浮きなどが目立つことがあります。

また、 「2階だけ異常に暑い」 という症状から、 屋根のメンテナンス時期が分かることもあります。

こんな症状はありませんか?

☑ 2階だけ暑い

☑ エアコンが効きにくい

☑ 築15年以上経過している

☑ 屋根塗装を長年していない

☑ 屋根が色あせている

☑ コケや藻が増えている

複数当てはまる場合は、 屋根の点検を検討するタイミングかもしれません。

屋根の暑さ対策にはどんな方法がある?

真夏の屋根温度を完全になくすことはできません。

しかし、 熱を伝わりにくくする対策を行うことで、室内環境の改善が期待できます。

ここでは代表的な屋根の暑さ対策をご紹介します。


① 遮熱塗装を行う

最も身近な方法が 遮熱塗装 です。

遮熱塗料は太陽光の近赤外線を反射することで、 屋根表面の温度上昇を抑える効果が期待できます。

こんな方におすすめ

  • 屋根の塗り替え時期が近い
  • 2階や3階が暑い
  • 冷房効率を改善したい
  • 屋根の色あせが気になる

屋根塗装のタイミングで遮熱塗料を選択することで、 メンテナンスと暑さ対策を同時に行える場合があります。


② 屋根カバー工法を行う

築20年以上経過したスレート屋根では、 カバー工法も有効な選択肢です。

新しい屋根材と防水紙を施工することで、 屋根性能そのものを向上させることができます。

さらに、 屋根材と既存屋根の間に空気層ができることで、 熱の伝わり方が変わる場合があります。

ポイント
屋根カバー工法は暑さ対策だけが目的ではありません。
防水紙を新しくできることも大きなメリットです。

③ 屋根裏の換気を改善する

屋根裏に熱がこもる住宅では、 換気の改善も効果的です。

換気棟や軒裏換気によって、 屋根裏の熱気を外へ逃がしやすくなります。

熱がこもりにくい住宅は、 夏だけでなく湿気対策にもつながります。


④ 断熱性能を見直す

屋根だけではなく、 断熱材も重要です。

屋根裏や天井の断熱性能が不足していると、 屋根の熱が室内へ伝わりやすくなります。

築年数が古い住宅では、 断熱性能が現在の基準より低いこともあります。


真夏の屋根でよくある勘違い

屋根が熱い=すぐに劣化している

真夏に屋根が熱くなること自体は自然な現象です。

そのため、 屋根が熱いだけで工事が必要というわけではありません。

重要なのは、 屋根材や塗膜、防水紙が健全な状態を保っているか という点です。


遮熱塗料なら家中が涼しくなる

遮熱塗料は非常に優れた塗料ですが、 住宅全体の温度を決めるものではありません。

室温には、 次のような要素も影響します。

  • 断熱材
  • 窓ガラス
  • サッシ性能
  • 日当たり
  • 風通し
  • 屋根裏換気

そのため、 遮熱塗料だけですべて解決するわけではありません。


黒い屋根は絶対にダメ?

黒い屋根は熱を吸収しやすい傾向があります。

しかし、 必ずしも黒色を避ける必要はありません。

現在は遮熱性能を持った塗料も数多く開発されています。

デザインと性能を両立できるケースもあります。


真夏の屋根で注意したいこと

屋根には絶対に登らない

夏場の屋根は非常に危険です。

表面温度が70~80℃を超えることもあり、 火傷や熱中症の危険があります。

注意

ご自身で屋根へ登って確認することはおすすめできません。

転落事故につながる危険もあるため、 点検は専門業者へ依頼しましょう。


訪問販売には慎重に

夏場になると、 「屋根が傷んでいます」 「暑さで屋根が危険です」 と訪問営業を受けるケースがあります。

もちろん本当に劣化していることもあります。

しかし、 その場で契約するのではなく、 写真や調査結果を確認することが大切です。


こんな症状があれば屋根点検をおすすめします

セルフチェック

☑ 夏になると2階だけ暑い

☑ 屋根が色あせている

☑ コケや藻が目立つ

☑ 築15年以上経過している

☑ 屋根塗装から10年以上経過している

☑ エアコンが効きにくい

☑ 雨漏りしたことがある

複数当てはまる場合は、 屋根の点検を受けることで現在の状態を把握できます。


よくある質問

屋根は本当に80℃まで熱くなりますか?

はい。

気温や屋根材、色などの条件によっては、 80℃近くまで上昇することがあります。


遮熱塗料だけで暑さは解決しますか?

住宅の条件によって異なります。

屋根裏換気や断熱材なども関係するため、 総合的な判断が必要です。


夏に屋根塗装はできますか?

可能です。

ただし、 高温時は塗料の乾燥が早くなるため、 気温や天候を考慮しながら施工を行います。


屋根が熱いと雨漏りしやすくなりますか?

熱だけで雨漏りするわけではありません。

しかし、 長年の温度変化によって屋根材や塗膜が劣化し、 雨漏りの原因につながることがあります。


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まとめ

真夏の屋根は、 60~80℃程度まで高温になることがあります。

屋根に蓄えられた熱は、 屋根裏や天井を通じて室内へ伝わり、 2階や3階の暑さ、エアコン効率、住み心地にも大きな影響を与えます。

また、 屋根は毎日紫外線・高温・温度変化・雨風にさらされているため、 住宅の中でも特に劣化しやすい部分です。

「最近2階が暑くなった」「屋根の色あせが気になる」という場合は、屋根からのサインかもしれません。

屋根の暑さ対策としては、 遮熱塗装だけでなく、屋根裏換気や断熱性能の見直し、屋根材の状態に応じたメンテナンスを組み合わせることが大切です。

大谷建装工業からのご案内

大谷建装工業では、 屋根の劣化診断はもちろん、 遮熱塗料を使用した屋根塗装や屋根カバー工法、葺き替え工事まで幅広く対応しております。

「夏になると2階が暑い」「屋根のメンテナンス時期が分からない」といったお悩みも、お住まいの状況に合わせてご提案いたします。

大谷建装工業では現地調査・お見積りを無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください。

公共事業にも積極的に取り組んでおり、令和7年度において区内優良建設事業者に選ばれました。

優良建設事業者 褒章 賞状 褒状 賞状

直近10年間で、令和2年と令和7年の2度、褒章されております。

また、大谷建装工業では現地調査を行った後に、

カラーシュミレーションにて施工後のイメージをお伝えすることも可能です。

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それではまた。

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