アンテナ周辺から雨漏りしやすい理由
こんにちは、板橋区・練馬区で屋根工事・外壁塗装を行っている大谷建装工業です。
屋根からの雨漏りというと、屋根材の割れ、棟板金の浮き、谷板金のサビなどを思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、屋根の上に設置されているテレビアンテナやアンテナ支線、固定金具の周辺も、雨漏りにつながる可能性がある場所です。
アンテナは屋根の高い位置に設置されることが多く、強風や台風の影響を受けやすい設備です。
設置時に屋根材へ負担がかかっていたり、固定金具や支線が緩んだりすると、屋根材の割れ、板金の変形、固定部からの雨水浸入などにつながることがあります。
また、アンテナそのものに問題がなくても、撤去後の穴、古い金具、配線の引き込み部分、防水処理の劣化が雨漏りの原因になるケースもあります。
アンテナ周辺の雨漏りは、アンテナだけを見ても原因が分からないことがあります。
屋根材、棟板金、固定金具、支線、配線、外壁への引き込み部分などを一体で確認することが大切です。
この記事では、アンテナ周辺から雨漏りしやすい理由、確認したい症状、台風後の点検、修理方法、アンテナ撤去時の注意点について詳しく解説します。
- アンテナは風の影響を受けやすく、屋根へ力を伝えることがある
- 支線や固定金具が屋根材・板金を傷める場合がある
- 設置時や撤去時の穴、防水処理の劣化にも注意が必要
- 配線の引き込み部分から雨水が入るケースもある
- アンテナ業者と屋根業者の両方の確認が必要な場合がある
この記事は専門家が監修しています

監修者:大谷建装工業株式会社 代表取締役
大谷 雄二
東京都板橋区・練馬区・豊島区エリアを中心に、
外壁塗装・屋根工事・雨漏り修理を手がける地域密着の専門業者。
長年にわたり住宅メンテナンスの現場に携わり、
戸建住宅・公共施設の修繕工事を多数監修。
本記事は、実際の施工経験および専門的知見をもとに
内容確認・監修を行っています。
▶ 保有資格
・1級建築塗装作業技能士
・1級建築施工管理技士
・有機溶剤作業主任者
※記事内容は監修者による確認を経て公開しています。
アンテナ周辺はなぜ雨漏りしやすいのか
アンテナ周辺で雨漏りが起こりやすい理由は、アンテナが屋根の上に後から取り付けられる設備であり、風の力を受け続けるからです。
屋根は本来、屋根材、防水シート、板金などが重なり合うことで雨水を排水しています。
その上へアンテナ本体、支線、固定金具、配線などが追加されると、施工方法によっては屋根材や板金へ局所的な負担がかかります。
| アンテナ周辺の部位 | 起こり得る不具合 |
|---|---|
| アンテナ本体 | 傾き、転倒、強風による振動 |
| アンテナ支線 | 緩み、屋根材への接触、固定部への負担 |
| 固定金具 | サビ、緩み、固定穴からの浸水 |
| 屋根馬 | 脚部による屋根材の傷や割れ |
| 配線 | 外壁・屋根への引き込み部分からの浸水 |
| 撤去跡 | 穴や古い防水処理の劣化 |
強風でアンテナに大きな力がかかる
屋根の高い位置に設置されたアンテナは、周囲の建物や塀に守られにくく、風の影響を直接受けます。
台風や突風によってアンテナが大きく揺れると、その力が屋根馬、支線、固定金具へ伝わります。
アンテナの揺れが固定部へ繰り返し伝わる
一度の強風で破損しなくても、小さな揺れが長期間繰り返されることで、金具やビスが少しずつ緩むことがあります。
固定部が緩むと、アンテナがさらに揺れやすくなり、屋根材や板金へ負担がかかります。
アンテナが傾くと支線の張力が変わる
アンテナが少し傾くだけでも、複数の支線にかかる力のバランスが崩れます。
一部の支線だけが強く引っ張られると、その固定部へ力が集中することがあります。
転倒時に屋根材を傷つける
アンテナが倒れると、金属製の支柱や屋根馬が屋根材へ強く当たり、割れ、欠け、へこみなどを起こす可能性があります。
スレート屋根では、表面に小さなひび割れが生じ、防水シートの劣化と重なることで雨漏りへつながることがあります。
アンテナは不安定な状態になっている可能性があるため、地上から確認し、専門業者へ点検を依頼しましょう。
屋根馬の脚が屋根材へ負担をかける
屋根の上へアンテナを設置する場合、屋根馬と呼ばれる台座を使用することがあります。
屋根馬は複数の脚でアンテナを支えますが、脚部が屋根材へ接触するため、設置状態によっては局所的な負担がかかります。
脚部の位置が屋根材の弱い場所に当たる
スレート屋根や瓦屋根では、屋根材の端部や重なり部分に強い力がかかると、割れや欠けが起こることがあります。
脚部が屋根材表面を削る
アンテナが風で揺れると、屋根馬の脚がわずかに動き、屋根材表面をこすることがあります。
塗膜が削れると、屋根材が水分の影響を受けやすくなったり、金属屋根ではサビの原因になったりします。
屋根材の割れがアンテナの下に隠れる
屋根馬の脚部周辺は地上から見えにくく、アンテナを撤去したときに初めて割れや塗膜剥離が見つかることもあります。
支線の固定部分から雨水が入ることがある
屋根上アンテナは、複数の支線によって固定されることがあります。支線はアンテナの転倒を防ぐために重要ですが、その固定方法によっては雨漏りの原因になる可能性があります。
固定金具を屋根や破風へ取り付けている
支線固定用の金具を破風、鼻隠し、外壁、屋根周辺へ取り付ける際、ビスや釘を使用することがあります。固定穴には適切な防水処理が必要です。
シーリングが劣化したり、ビスが緩んだりすると、穴から雨水が入る可能性があります。
金具がサビている
固定金具がサビると、金属が膨張し、防水処理や周辺材を傷めることがあります。さらにサビが進行すると、金具の強度が低下し、強風時に外れる危険もあります。
支線が屋根材へ接触している
支線が緩み、屋根材や板金へ接触すると、風で揺れるたびに表面を傷つけることがあります。金属屋根では塗膜が削れ、そこからサビが発生する可能性があります。
支線の張りすぎ
支線を強く張りすぎると、固定金具やアンテナ支柱だけでなく、固定先の破風や屋根部材へ過度な力がかかります。
| 支線まわりの症状 | 確認したい内容 |
|---|---|
| 支線がたるんでいる | アンテナの傾き、固定金具の緩み |
| 支線が屋根へ触れている | 塗膜の傷、屋根材の欠け、板金のサビ |
| 固定金具がサビている | 強度低下、固定穴の防水処理 |
| 固定部周辺にシミがある | ビス穴やシーリングからの浸水 |
アンテナ固定のために開けた穴が雨漏りにつながる
アンテナや支線金具を固定するため、屋根、破風、外壁などへビスや釘を打つことがあります。
固定方法自体が必ず問題になるわけではありませんが、防水処理が不十分だったり、経年劣化したりすると雨水の入口になります。
ビス穴のシーリングが劣化する
固定時にシーリングが施工されていても、紫外線や温度変化によって硬化、ひび割れ、剥離が起こります。
ビスが少し動くことで、シーリングと金具の間に隙間ができることもあります。
固定部が屋根材の重なりを妨げる
屋根材は重なりによって雨水を排水しています。固定金具や配線が屋根材を持ち上げたり、重なり部分へ異物が挟まったりすると、雨水が入りやすくなる可能性があります。
下地へ十分に固定されていない
固定先の下地が弱い場合、ビスが緩み、穴が広がることがあります。特に破風や鼻隠しが腐食している場合は、アンテナの固定力と防水性の両方を確認する必要があります。
金具の緩みや下地の傷みを確認してから補修方法を決めることが大切です。
棟板金周辺へアンテナを設置している場合
アンテナは電波を受信しやすい屋根の高い位置へ設置されるため、棟板金の近くに設置されることがあります。
棟板金は屋根の頂部を覆う重要な部材であり、固定状態が悪くなると雨漏りや飛散につながります。
屋根馬や支線が棟板金へ接触する
アンテナの脚や支線が棟板金へ触れていると、風による振動で板金表面が傷つくことがあります。塗膜が剥がれるとサビが発生しやすくなります。
棟板金が変形する
アンテナ転倒時や支線の張力によって、棟板金が押されたり引っ張られたりすると、浮きや変形が起こる可能性があります。
棟板金の釘・ビスが緩む
アンテナの振動が直接の原因とは限りませんが、棟板金の固定部も経年で緩みます。アンテナ点検時には周辺の棟板金も一緒に確認するとよいでしょう。
棟内部へ雨水が入る
棟板金の浮きや継ぎ目の劣化があると、風を伴う雨で内部へ水が入ることがあります。アンテナ周辺から雨漏りしているように見えても、実際には棟板金の劣化が原因の場合もあります。
配線の引き込み部分から雨水が入ることがある
アンテナで受信した電波は、同軸ケーブルを通して室内へ送られます。そのため、ケーブルを外壁、軒天、屋根裏などへ引き込む部分があります。
外壁の貫通部
外壁へ穴を開けてケーブルを通している場合、貫通部の防水処理が必要です。シーリングが劣化すると、ケーブルを伝って雨水が入ることがあります。
ケーブルに水切りがない
ケーブルをそのまま室内側へ上向きに引き込むと、ケーブル表面を伝った水が穴へ入りやすくなります。引き込み前に下向きのたるみを作り、水を落とす納まりになっているか確認します。
軒天や換気口からの引き込み
軒天や換気口周辺から配線を引き込んでいる場合、穴の周囲や既存部材との取り合いを確認します。
配線固定具の劣化
ケーブルを外壁へ固定する金具やクリップが外れると、ケーブルが風で動き、貫通部へ負担がかかります。
| 配線まわりの確認箇所 | 主な注意点 |
|---|---|
| 外壁貫通部 | シーリング切れ、穴の周囲のひび割れ |
| ケーブルのたるみ | 雨水を下へ落とす形になっているか |
| 固定クリップ | 外れ、サビ、ケーブルの揺れ |
| 軒天引き込み | 穴の防水処理、軒天材の傷み |
古いアンテナや使っていないアンテナにも注意
現在使用していないアンテナが屋根に残っている住宅もあります。使っていなくても、アンテナは風を受け続け、屋根へ負担をかけます。
支線や金具だけが劣化している
アンテナ本体が残っていると、支線や固定金具の劣化に気づきにくいことがあります。サビた支線が切れると、アンテナが傾いたり転倒したりする可能性があります。
古いアンテナの転倒
長期間使用していないアンテナは、点検されないまま固定部が弱っていることがあります。台風時に倒れ、屋根材や太陽光パネルを傷つける可能性があります。
不要な設備が点検の妨げになる
アンテナがあることで、屋根材や棟板金の一部が見えにくくなる場合があります。不要なアンテナは、安全と屋根の維持管理の両面から撤去を検討します。
アンテナ撤去後の穴や金具跡に注意
アンテナを撤去すれば雨漏りの心配がなくなるとは限りません。撤去時に固定金具やビスを外した跡、防水処理が不十分な穴が残ると、そこから雨水が入る可能性があります。
ビス穴を適切に塞ぐ
穴の位置、下地、周辺材の状態に合った方法で補修します。表面へシーリングを塗るだけでなく、必要に応じて金具跡や下地の状態を確認します。
古い金具を残したままにしない
使用していない固定金具が残ると、サビや緩みの原因になります。撤去できるものは取り外し、跡を適切に処理します。
屋根材の割れを確認する
アンテナ撤去後は、屋根馬の脚が当たっていた場所や支線が接触していた場所を確認します。隠れていた割れ、塗膜剥離、サビが見つかることがあります。
配線の穴も確認する
アンテナ本体だけでなく、不要になったケーブルと外壁貫通部も確認します。
固定穴、屋根材、板金、配線引き込み部まで確認して完了です。
アンテナ周辺の雨漏りで見られる症状
- アンテナが傾いている
- 支線が緩んでいる、切れている
- 固定金具にサビがある
- アンテナの脚付近で屋根材が割れている
- 棟板金にへこみや浮きがある
- 天井に雨染みがある
- 屋根裏でアンテナ周辺の下地が濡れている
- 配線引き込み部周辺の外壁にシミがある
- 強風を伴う雨のときだけ雨漏りする
- 台風後から雨漏りが始まった
アンテナ周辺の雨漏りは、毎回の雨で起こるとは限りません。特定の風向きや強風を伴う雨のときだけ症状が出ることもあります。
アンテナ周辺の雨漏りを調査する方法
室内の雨染み位置を確認する
天井や壁のどこに症状が出ているかを確認し、屋根上のアンテナ位置と照らし合わせます。ただし、雨水は内部を移動するため、真上が原因とは限りません。
屋根裏を確認する
点検口から屋根裏へ入れる場合は、野地板、垂木、釘、配線周辺の雨染みを確認します。
アンテナ固定部を見る
屋根馬、支線、固定金具、ビス穴、屋根材との接触部分を確認します。
棟板金と屋根材を確認する
アンテナだけでなく、周辺の棟板金、屋根材、防水層の劣化も確認します。
配線引き込み部を見る
外壁や軒天の貫通部、シーリング、ケーブルの納まりを確認します。
必要に応じて散水調査を行う
原因が絞り込めない場合は、疑わしい場所へ順番に水をかけて症状を再現する方法があります。
アンテナ周辺の雨漏り修理で考えられる対応
| 原因 | 主な対応 |
|---|---|
| アンテナの傾き・支線の緩み | アンテナ調整、支線・金具交換 |
| 屋根材の割れ | 屋根材の部分補修・交換、下地確認 |
| 棟板金の変形 | 棟板金補修・交換、貫板確認 |
| 固定穴からの浸水 | 金具・下地確認、防水処理 |
| 配線貫通部の劣化 | シーリング・配線納まりの補修 |
| 不要アンテナの劣化 | 撤去、穴・屋根材・配線跡の補修 |
アンテナ業者だけで対応できない場合
アンテナの傾きや受信不良はアンテナ業者の専門分野です。一方、屋根材の割れ、防水シート、棟板金、野地板の補修は屋根工事の専門知識が必要です。
雨漏りが絡む場合は、アンテナと屋根の両方を確認できる体制が望ましいでしょう。
シーリングだけで済ませない
固定部へシーリングを追加するだけで一時的に症状が変わることがあります。しかし、屋根材や下地が傷んでいる場合は根本的な修理になりません。
不要なアンテナは撤去も検討する
使用していないアンテナであれば、修理して残すより撤去した方が屋根への負担を減らせる場合があります。
台風や強風のあとに確認したいこと
- アンテナが傾いていないか
- 支線がたるんでいないか
- 屋根の上に金属片がないか
- 棟板金が浮いていないか
- 屋根材が割れていないか
- 天井や屋根裏に新しい雨染みがないか
- 配線が外れていないか
- テレビ映像に乱れが出ていないか
地上から異常が見える場合でも、自分で屋根へ上るのは避けます。アンテナが倒れかけていると、支線や金具が突然外れる危険があります。
室内の安全確認を優先し、天候が回復してから点検を依頼しましょう。
太陽光パネルとアンテナが近い場合
屋根に太陽光パネルとアンテナの両方が設置されている住宅もあります。アンテナが傾いたり倒れたりすると、太陽光パネルや配線を傷つける可能性があります。
アンテナの転倒範囲を確認する
アンテナが倒れた場合に、パネルへ接触する位置にないかを確認します。
支線がパネルへ触れていないか
支線が緩み、パネルや架台へ接触すると、風でこすれて損傷することがあります。
点検経路を確保する
アンテナと太陽光パネルが密集していると、屋根点検や修理時の作業スペースが狭くなります。
屋根工事時の脱着を確認する
屋根塗装、カバー工法、葺き替えでは、アンテナや太陽光設備の一時撤去が必要になる場合があります。
アンテナ設置・交換時に確認したいポイント
- 屋根材に合った設置方法か
- 屋根馬の脚が屋根材の弱い部分へ当たっていないか
- 支線固定部の防水処理
- 棟板金や屋根材へ接触していないか
- 配線貫通部の防水処理
- ケーブルに水切りとなるたるみがあるか
- 将来の点検や撤去を考えた納まりか
- 不要な旧アンテナや配線を撤去したか
アンテナを新しく設置するときは、受信状態だけでなく、屋根への負担と防水性も確認することが大切です。
よくある質問
Q.アンテナがあると必ず雨漏りしやすくなりますか?
適切に設置・固定・防水処理されていれば、アンテナがあるだけで雨漏りするわけではありません。ただし、強風、金具の緩み、固定穴の劣化などによってリスクが高まることがあります。
Q.アンテナが傾いています。すぐ雨漏りしますか?
傾いただけで必ず雨漏りするとは限りませんが、支線や屋根馬、固定金具へ異常な力がかかっている可能性があります。屋根材や板金の破損も含めて早めに確認します。
Q.アンテナ撤去後の穴はシーリングで塞げばよいですか?
穴の位置、下地、周辺材の状態によって補修方法が異なります。表面だけを塞ぐのではなく、金具跡や屋根材の割れも確認します。
Q.アンテナ業者と屋根業者のどちらへ相談すればよいですか?
アンテナの傾きや受信不良はアンテナ業者、屋根材・板金・雨漏りは屋根業者が主な専門分野です。雨漏りがある場合は、両方を確認できるよう連携してもらうと安心です。
Q.台風後にテレビが映らなくなりました。屋根も点検した方がよいですか?
アンテナの向きが変わったり、支線が緩んだりしている可能性があります。アンテナだけでなく、屋根材や棟板金への影響も確認するとよいでしょう。
Q.使っていないアンテナはそのままでも大丈夫ですか?
固定部が健全であれば直ちに問題になるとは限りませんが、不要な設備も風の影響を受け続けます。劣化や転倒リスクを考え、撤去を検討します。
Q.配線の穴から雨漏りすることはありますか?
あります。外壁や軒天の貫通部のシーリングが劣化したり、ケーブルを伝った水が穴へ入ったりすることがあります。
Q.アンテナ周辺へコーキングをすれば雨漏りは止まりますか?
原因が固定部の隙間であれば改善する場合がありますが、屋根材、板金、下地が傷んでいる場合はコーキングだけでは直りません。
Q.自分でアンテナを直してもよいですか?
屋根上のアンテナ作業は転落の危険があります。支線に力がかかっている場合は突然動くこともあるため、専門業者へ依頼しましょう。
Q.屋根工事のときはアンテナを外す必要がありますか?
工事範囲やアンテナ位置によって異なります。屋根材の交換や防水工事の妨げになる場合は、一時撤去や移設が必要です。
まとめ
アンテナ周辺から雨漏りしやすいのは、アンテナが屋根の高い位置で風の影響を受け、屋根馬、支線、固定金具、配線などを通して屋根へ負担を与えることがあるためです。
特に、屋根材の割れ、棟板金の変形、固定穴の防水劣化、配線引き込み部のシーリング切れ、撤去後の穴などに注意が必要です。
また、アンテナ周辺に雨染みがあるからといって、アンテナだけが原因とは限りません。
棟板金、屋根材、防水シート、野地板、外壁貫通部など、周辺を一体で確認する必要があります。
- アンテナが傾いていないか
- 支線が緩んだり屋根へ接触したりしていないか
- 固定金具やビスにサビ・緩みがないか
- 屋根馬の脚付近で屋根材が割れていないか
- 棟板金が変形していないか
- 配線引き込み部の防水処理が切れていないか
- 撤去後の穴や古い金具が残っていないか
台風や強風のあとにアンテナが傾いた場合は、自分で屋根へ上らず、天候が回復してから専門業者へ確認を依頼しましょう。
雨漏りが起きている場合は、アンテナの調整だけでなく、屋根材や防水層の状態も調査することが大切です。
アンテナ設備と屋根を一体で点検し、固定部・配線・屋根材を適切に維持することが、雨漏りや強風被害の予防につながります。
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